Main Content

ダイアリ ファイルへの書き込み

MATLAB® セッションのアクティビティ ログを保持するには、関数 diary を使用します。有効になっている場合、diary は、入力されたコマンド、キーボード入力、およびコマンド ウィンドウからのテキスト出力をシステム上の UTF-8 でエンコードされたテキスト ファイルにログ記録します。

たとえば、ワークスペースに配列 A = [ 1 2 3 4; 5 6 7 8 ] がある場合、関数 diary を使用して A とその内容をテキスト ファイルに保存できます。

  1. 関数 diary を使用してログ記録を有効にします。オプションとして、diary によって作成されるログ ファイル名を指定できます。たとえば、ログ記録を有効にし、ログ ファイル名を my_data.out と指定します。diary はファイル my_data.out を作成し、すべての入力されたコマンド、キーボード入力、およびコマンド ウィンドウからのテキスト出力の記録を開始します。

    diary my_data.out
    
  2. 保存する配列 (たとえば、A) の内容を表示します。cell 配列や他の MATLAB クラスを表示することもできます。

    A
    A =
        1     2     3     4
        5     6     7     8
    
  3. ログ記録を無効にします。

    diary off
    
  4. 関数 type を使用して my_data.out の内容を表示します。

    type my_data.out
    A
    
    A =
    
         1     2     3     4
         5     6     7     8
    
    diary off
    
  5. diary ファイル my_data.out をテキスト エディターで開き、必要に応じて余分なテキストを削除します。

参考

関数

関連するトピック