電子メールの送信
MATLAB® から電子メールを送信するには、関数 sendmail
を使用します。ファイルを電子メールに添付して、MATLAB からファイルを直接送信することもできます。sendmail
を使用するには、関数 setpref
で電子メール アドレスと SMTP サーバー情報を設定します。
関数 setpref
では、メールに関する 2 つの基本設定が定義されます。
電子メール アドレス: この基本設定によって、メッセージに表示される電子メール アドレスが設定されます。
setpref('Internet','E_mail','youraddress@yourserver.com');
SMTP サーバー: この基本設定によって、送信 SMTP サーバーのアドレスが設定されます。Post Office Protocol (POP) または Internet Message Access Protocol (IMAP) をサポートするほとんどすべての電子メール サーバーがこれに含まれます。
setpref('Internet','SMTP_Server','mail.server.network');
送信 SMTP サーバーのアドレスは、電子メール クライアント アプリケーションの電子メール アカウント設定で調べます。システム管理者に連絡してこの情報を入手することもできます。
MATLAB を適切に構成すると、関数 sendmail
を使用できるようになります。関数 sendmail
には、少なくとも 2 つの引数、受信者の電子メール アドレスと電子メールの件名が必要です。
sendmail('recipient@someserver.com','Hello From MATLAB!');
文字ベクトルの cell 配列を使用すると、複数の電子メール アドレスを入力できます。
sendmail({'recipient@someserver.com','recipient2@someserver.com'}, ... 'Hello From MATLAB!');
メッセージ本文を指定できます。
sendmail('recipient@someserver.com','Hello From MATLAB!', ... 'Thanks for using sendmail.');
電子メールにファイルを添付できます。
sendmail('recipient@someserver.com','Hello from MATLAB!', ... 'Thanks for using sendmail.','C:\yourFileSystem\message.txt');
メッセージを含めずにファイルを添付することはできません。ただし、メッセージを空にすることはできます。
電子メールに複数のファイルを添付できます。
sendmail('recipient@someserver.com','Hello from MATLAB!', ... 'Thanks for using sendmail.',{'C:\yourFileSystem\message.txt', ... 'C:\yourFileSystem\message2.txt'});