mxCreateString (C)

指定された文字列に初期化された 1 次元配列

C 構文

#include "matrix.h"
mxArray *mxCreateString(const char *str);

説明

mxCreateString を使用して、str から初期化された mxArray を作成します。

mxArray の使用が終わったら、mxDestroyArray を呼び出します。

入力引数

str — 文字列

const char *

文字列。const char * として指定します。この文字列のエンコードには、UTF-8、または下位互換性のためにローカル コード ページ (LCP) エンコードを使用できます。

出力引数

pm — mxArray へのポインター

mxArray * | NULL

mxArray へのポインター。成功した場合は mxArray * として指定します。

関数は、mxArray を作成するのに十分な空きヒープ領域がない場合、失敗します。

• MEX ファイル — 関数は MEX ファイルを終了し、制御を MATLAB^® プロンプトに戻します。

• スタンドアロン (非 MEX ファイル) アプリケーション — 関数は NULL を返します。

例

例を開くには、次のように入力します。

edit([fullfile(matlabroot,"extern","examples","refbook","filename")]);

ここで filename は、次のようになります。

• revord.c

例を開くには、次のように入力します。

edit([fullfile(matlabroot,"extern","examples","mx","filename")]);

ここで filename は、次のようになります。

• mxcreatestructarray.c

• mxisclass.c

バージョン履歴

R2006a より前に導入

R2020b: UTF-8 のサポートの追加

関数 mxCreateString は、下位互換性のためにローカル コード ページ (LCP) でエンコードされた文字列のサポートに加えて、UTF-8 でエンコードされたデータも受け入れます。

参考

mxCreateCharMatrixFromStrings | mxCreateCharArray