matGetDir (C および Fortran)
MAT ファイル内の変数のリスト
C 構文
#include "mat.h" char **matGetDir(MATFile *mfp, int *num);
Fortran 構文
#include "mat.h" mwPointer matGetDir(mfp, num) mwPointer mfp integer*4 num
引数
mfpMAT ファイル情報へのポインター
numMAT ファイル内の
mxArrayの数を含む変数へのポインター
戻り値
mfp が指し示す MAT ファイル内の mxArray の名前へのポインターを含む内部配列へのポインター。C では、それぞれの名前は NULL で終了する文字列です。num 出力引数は、内部配列の長さ (MAT ファイル内の mxArray の数) です。num がゼロの場合、mfp には配列は含まれていません。
matGetDir は、C では NULL (Fortran では 0) を返します。matGetDir が失敗した場合、num は負の数値に設定されます。
説明
このルーチンは、MAT ファイルに含まれている mxArray の名前の一覧を提供します。
matGetDir は mxCalloc を使用して、文字列の内部配列用にメモリを割り当てます。配列の操作が完了したら、mxFree を使用してメモリを解放します。
MATLAB® 変数名の最大長は、C ヘッダー ファイル matrix.h に定義されている長さ mxMAXNAM になります。
例
例を開くには、次のように入力します。
edit([fullfile(matlabroot,"extern","examples","engmat","filename")]);
ここで filename は、次のようになります。