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ジョブ マネージャー クラスターのシャットダウン

ジョブ マネージャーとそのワーカーの使用が終わったら、ネットワーク リソースを消費しないように、サーバー ソフトウェア プロセスをシャットダウンできます。これは、シャットダウンするプロセスを実行しているコンピューターで行う必要はありません。これらのコマンドは、そのプロセスにネットワークによってアクセス可能な任意のマシンから実行できます。以下の節では、さまざまなプラットフォームでのプロセスのシャットダウンについて説明します。

Linux オペレーティング システム

この節のコマンドはシェルのプロンプトで入力します。

ジョブ マネージャーおよびワーカーの停止

  1. ジョブ マネージャーをシャットダウンするには、次のコマンドを入力します。

    cd matlabroot/toolbox/parallel/bin
    

    (以下のコマンドは 1 行で入力します。)

    stopjobmanager -remotehost <job manager hostname> -name 
    <MyJobManager> -v
    

    複数のジョブ マネージャーが実行されている場合は、それぞれのホストおよび名前を指定して個別に停止します。

    このスクリプトに対するすべてのオプションの一覧を確認するには、次のコマンドを入力します。

    stopjobmanager -help
    
  2. シャットダウンする MATLAB® ワーカーごとに、次のコマンドを入力します。

    cd matlabroot/toolbox/parallel/bin
    stopworker -remotehost <worker hostname> -v
    

    複数のワーカー セッションが実行されている場合は、それぞれのホストおよび名前を指定して個別に停止できます。

    stopworker -name worker1 -remotehost <worker hostname>
    stopworker -name worker2 -remotehost <worker hostname>
    

    このスクリプトに対するすべてのオプションの一覧を確認するには、次を入力します。

    stopworker -help

mjs サービスの停止およびアンインストール

systemd を使用する mjs サービスの停止.  通常は、systemd システムおよびサービス マネージャーを使用して、起動時に mjs サービスを開始し、マシンがシャットダウンするまで実行し続けます。ただし、マシンから MATLAB Parallel Server™ 製品をアンインストールする予定であれば、mjs systemd サービスが不要になるため、これも無効にすることができます。

メモ

mjs systemd サービスを停止または無効にするには、root 権限がなければなりません。

  1. 次のコマンドを使用して mjs systemd サービスを停止します。

    systemctl stop mjs.service
    
  2. システムの再起動時に mjs systemd サービスが開始しないように、このサービスを無効にします。

    systemctl disable mjs.service
  3. mjs systemd ユニット ファイルと、残存しているターゲット ファイルおよびそれに関連するシンボリック リンクを手動で見つけて削除します。

    find /etc/systemd/system | grep "mjs.service"
    find /usr/lib/systemd/system | grep "mjs.service"

  4. systemd サービス ファイルを再度読み込んでリセットし、変更内容を更新します。

    systemctl daemon-reload
    systemctl reset-failed
    

systemd を使用しない mjs サービスの停止.  マシンの起動時に mjs サービスを開始するように systemd を構成していない場合は、次のコマンドを使用して mjs サービスを停止します。

cd matlabroot/toolbox/parallel/bin
mjs stop

MicrosoftWindows オペレーティング システム

ジョブ マネージャーおよびワーカーの停止

このセクションのコマンドは Windows コマンド プロンプト ウィンドウのプロンプトで入力します。

  1. ジョブ マネージャーをシャットダウンするには、次のコマンドを入力します。

    cd matlabroot\toolbox\parallel\bin
    

    (以下のコマンドは 1 行で入力します。)

    stopjobmanager -remotehost <job manager hostname> -name 
    <MyJobManager> -v
    

    複数のジョブ マネージャーが実行されている場合は、それぞれのホストおよび名前を指定して個別に停止します。

    このスクリプトに対するすべてのオプションの一覧を確認するには、次を入力します。

    stopjobmanager -help
  2. シャットダウンする MATLAB ワーカーごとに、次のコマンドを入力します。

    cd matlabroot\toolbox\parallel\bin
    stopworker -remotehost <worker hostname> -name <worker name> -v
    

    複数のワーカー セッションが実行されている場合は、それぞれのホストおよび名前を指定して個別に停止できます。

    stopworker -remotehost <worker hostname> -name <worker1 name>
    stopworker -remotehost <worker hostname> -name <worker2 name>
    

    このスクリプトに対するすべてのオプションの一覧を確認するには、次を入力します。

    stopworker -help

mjs サービスの停止およびアンインストール

通常、mjs サービスはシステムの起動時に開始され、マシンがシャットダウンするまで動作し続けるように構成されています。マシンを稼働させたまま mjs サービスを停止する必要がある場合、Windows コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。

cd matlabroot\toolbox\parallel\bin
mjs stop

マシンから MATLAB Parallel Server 製品をアンインストールする場合は mjs サービスが不要になるため、これをアンインストールすることを推奨します。

製品をアンインストールする前にサービスを停止する必要はありません。

mjs サービスをアンインストールするには、Windows コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。

cd matlabroot\toolbox\parallel\bin
mjs uninstall