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linecirc

直交座標で直線と円の交点を求める

構文

[xout,yout] = linecirc(slope,intercpt,centerx,centery,radius)

説明

[xout,yout] = linecirc(slope,intercpt,centerx,centery,radius) は、指定された傾斜と切片を持つ直線と、指定された中心と半径を持つ円との交点を、直交座標で求めます。

例

直線と円の交点を求める

直線 $\mathit{y}=2\mathit{x}-1$ と、中心が (3, 4) で半径が 5 の円との交点を求めます。

[xout,yout] = linecirc(2,-1,3,4,5)

xout = 1×2

    4.8271    0.3729

yout = 1×2

    8.6542   -0.2542

垂直線と円の交点を求める

直線$\mathit{x}=-1$と、中心が(3, 4)で半径が5の円との交点を求めます。

[xout,yout] = linecirc(Inf,-1,3,4,5)

xout = 1×2

    -1    -1

yout = 1×2

     7     1

入力引数

slope — ラインの傾斜

数値スカラー | Inf

直線の傾斜。数値スカラーまたは Inf として指定します。ラインが垂直の場合は Inf を指定します。

intercpt — ラインの切片

数値スカラー

数値スカラーとして指定された直線の切片。

• slope が数値スカラーの場合、この引数は直線の y 切片になります。

• slope が Inf の場合、この引数は直線の x 切片になります。

centerx — x-円の中心の座標

数値スカラー

x - 円の中心の座標。数値スカラーとして指定されます。

centery — y-円の中心の座標

数値スカラー

y - 円の中心の座標。数値スカラーとして指定されます。

radius — 円の半径

正のスカラー

円の半径。正のスカラーとして指定します。

出力引数

xout — x-交差点の座標

2 要素ベクトル

交差点の x 座標。2 要素のベクトルとして返されます。

• 直線が円に接する場合、ベクトルの要素は等しくなります。

• ラインが円と交差しない場合は、両方の要素は NaN になります。

yout — y-交差点の座標

2 要素ベクトル

交差点の y 座標。2 要素のベクトルとして返されます。

• 直線が円に接する場合、ベクトルの要素は等しくなります。

• ラインが円と交差しない場合は、両方の要素は NaN になります。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

関数

• circcirc