ライセンス サーバーとクラウド上の MATLAB との接続
既にオンプレミスのライセンス サーバーをお持ちの場合、クラウドで実行している MATLAB® を既存のサーバーで実行しているネットワーク ライセンス マネージャーに接続できます (代わりに、ネットワーク ライセンス マネージャーをクラウドで実行する場合の詳細については、クラウド プラットフォームの MATLAB のためのライセンス マネージャーの構成を参照してください)。
注意
ネットワーク ライセンス マネージャーをインストールする際は、以下の推奨事項に従います。
ネットワーク ライセンス マネージャーの実行コマンドを、インターネットまたは信頼されていないネットワークに公開しない。
シャットダウン手順の実行にローカル管理者のアクセス権が必要になるように、ネットワーク ライセンス マネージャーを起動する。ネットワーク ライセンス マネージャーの起動の手順を参照してください。
ライセンス サーバーの設定
サーバーの変更を行います。
オンプレミスのライセンス サーバーで、MATLAB を実行するクラウドのマシンがオンプレミスのサーバーと通信できるようにセキュアな接続を有効にしなければなりません。VPN または直接接続を使用し、サーバーのポートが開いていることを確認します。ライセンス マネージャーは 27000 ~ 27009 の任意のポートで実行するか、
network.lic
ファイルのSERVER
行で指定された特定のポートで実行できます。network.lic
ファイルで、DAEMON
行を編集してポート番号を含めます。ポートが開いていることを確認します。その他のサポートが必要な場合は、サポートにお問い合わせください。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
MATLAB を実行するマシンの設定
オンライン ライセンスを無効にします。
クライアント マシンで
license_info.xml
を探し、別の名前に変更します。ライセンス ファイルは、通常は$MATLAB/licenses
にあります。$MATLAB
は MATLAB のルートです。サーバーを指すライセンス ファイルを作成します。
サーバーでネットワーク ライセンス ファイル (
license.dat
) を開きます。SERVER
行を新しいテキスト ファイルにコピーします。その下に
USE_SERVER
を追加します。ファイルは次のようになります。SERVER Server1 0123abcd0123 12345 USE_SERVER
新しいテキスト ファイルを
network.lic
という名前で$MATLAB/licenses
フォルダーに保存します。$MATLAB
は MATLAB のルートです。
MATLAB を実行して、ライセンスがサーバーを正しく指していることを確認します。
この手順はこれで完了です。その他のサポートが必要な場合は、サポートにお問い合わせください。