ネットワーク ライセンス マネージャー ソフトウェアの更新
ネットワーク ライセンス マネージャー ソフトウェアを更新するには、ライセンス マネージャーを停止してから再起動する必要があります。この手順を実行するのはネットワーク ライセンス管理者でなければなりません。
ライセンス ファイルの運用に関する潜在的な問題を回避するために、MATLAB® ソフトウェアをアップグレードするときには常に、ネットワーク ライセンス マネージャー ソフトウェアのアップグレードを検討してください。
手順 1. ネットワーク ライセンス マネージャーの停止
ネットワーク ライセンス マネージャーを実行中の場合は終了します。
Linux® システムおよび macOS システム —
lmdown
コマンドを使用します。詳細については、コマンド ライン ユーティリティの使用を参照してください。Windows® システム — 競合を回避するために既存のサービスを削除します。
フォルダーにあるmatlabroot
\etc\$ARCH
lmtools.exe
ファイルをダブルクリックして、LMTOOLS を起動します。ここで、
は MATLAB インストール フォルダー、matlabroot
は$ARCH
win64
などのプラットフォーム固有のサブフォルダーです。[Config Services] タブを選択します。
[Service Name] メニューから、削除するサービスを選択して [Remove Service] をクリックします。
手順 2. インストール方法の選択
ネットワーク ライセンス マネージャーを更新するために、ソフトウェア デーモンのみをダウンロードするか、MATLAB インストーラーを使用するかを選択できます。
ダウンロードしたデーモンを使用したネットワーク ライセンス マネージャー ソフトウェアの更新
ネットワーク ライセンス マネージャーが既にインストールされ、設定されている場合は、MathWorks® インストーラーを使用する代わりにサーバーに直接新しいネットワーク ライセンス マネージャー デーモンをダウンロードして、ソフトウェアの最新バージョンをインストールできます。ライセンス マネージャー デーモンには、次のものが含まれます。
lmgrd
— ネットワーク ライセンス マネージャー デーモンmlm
— MathWorks ベンダー デーモン
手順 1 で説明したように、ネットワーク ライセンス マネージャーを停止します。
MathWorks Web サイトの License Manager Download から、使用しているプラットフォーム用の zip ファイルをダウンロードします。
ファイルを zip ファイルからネットワーク ライセンス マネージャーのフォルダーに解凍します。ライセンス マネージャー ファイルの既定の場所は、
フォルダーです。matlabroot
\etc\$ARCH
matlabroot
は MATLAB インストール フォルダー、$ARCH
はプラットフォーム固有のサブフォルダーを表します。ネットワーク ライセンス マネージャーを再起動し、必要に応じて設定します。
MATLAB インストーラーを使用したネットワーク ライセンス マネージャー ソフトウェアの更新
手順 1 で説明したように、ネットワーク ライセンス マネージャーを停止します。
ライセンス マネージャーのソフトウェア更新をインストールします。ライセンス サーバーへのライセンス マネージャーのインストールの手順に従います。