ネットワーク サーバーへのドキュメンテーションのインストール
メモ
以下の手順は、管理者のみを対象としています。
既定を Web ドキュメンテーションにすることは、インストール済み製品の最新のドキュメンテーションをユーザーに提供する最善の方法です。ただし、インターネットにアクセスできないマシンを使用するユーザーにドキュメンテーションへのアクセスを提供する必要がある場合は、個々のマシンにドキュメンテーションをインストールする代わりに、すべてのユーザーがアクセスできるネットワーク サーバーにドキュメンテーションをインストールすることを選択できます。この設定の利点は、次のとおりです。
ユーザーは、自分のマシンに大量のドキュメンテーションを保存する必要がない。
製品の追加または削除が行われたときに、ユーザーがドキュメンテーションを更新する必要がない。
最新の状態にしておく限り、ユーザーはインストール可能な最新のドキュメンテーションに常にアクセスできる。
メモ
MATLAB® がネットワーク サーバーにインストールされていることを確認します。実行する必要はなく、使用する必要もありませんが、MATLAB がインストールされている必要があります。
さらに、ネットワーク サーバーにインストールされた MATLAB に、クライアントが使用する可能性のあるツールボックスとアドオンがすべて含まれていることを確認します。これにより、ドキュメンテーション インストーラーは、インストールするドキュメンテーション セットを認識します。ユーザーがアクセスしている製品を除外すると、ユーザーはその製品のドキュメンテーションを取得できません。
ネットワーク サーバーにドキュメンテーションをインストールするには、次を行います。
永続的にオフラインのコンピューターへのドキュメンテーションのインストールの手順に従って、ドキュメンテーションをダウンロードし、ネットワーク サーバーにインストールします。
MATLAB がインストールされている各コンピューターの各ユーザー用に
startup.m
ファイルを編集し、ドキュメンテーションのルートをネットワーク サーバー上のドキュメンテーションの場所に設定します。startup.m
ファイルで、次の行を追加します。docroot(newDocInstallFolder/help)
を、ドキュメンテーションをインストールしたネットワーク フォルダーへのパスに置き換えます。newDocInstallFolder
あるいは、指示のこの部分をユーザーに提供して、ユーザーに実行してもらいます。
各ユーザーのマシンで MATLAB を再起動します (またはユーザーに実行してもらいます)。
通常どおり、オンラインまたはオフラインでドキュメンテーションにアクセスします。それでも MATLAB が Web 上のドキュメンテーションを開こうとする場合は、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [基本設定] をクリックし、[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択します。[ドキュメンテーションの場所] の [ローカル] を選択します。
メモ
Web 上のドキュメンテーションに戻すには、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [基本設定] をクリックし、[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択します。[ドキュメンテーションの場所] の [Web (mathworks.com)] を選択します。
製品の追加後または削除後にインストール済みのドキュメンテーションを更新したり、最新のドキュメンテーションがあることを確認したりするには、この手順を繰り返します。