手動による MATLAB インストールのアクティベーション
アクティベーションの概要
"アクティベーション" は、MathWorks® 製品を使用するライセンス許可を受けていることを確認するプロセスです。このプロセスでは、ライセンスを検証して、選択したライセンス オプションで許可されている数を超えるコンピューターまたはユーザーによってソフトウェアが使用されないようにします。通常、アクティベーションはインストール中に行われ、エンド ユーザーによる個別のアクションはありません。
しかし、手動でソフトウェアのアクティベーションを行う場合もあります。たとえば、インストール時のアクティベーションが何らかの理由で失敗した場合や、ファイル インストール キーでインストールを行ってライセンスを指定しなかった場合です。
このトピックでは、手動でのアクティベーションが必要になった場合のアクティベーション方法について説明します。
他のユーザーがインストールした MATLAB® ソフトウェアのアクティベーションを指示されているエンド ユーザーも、この手順に従っていただけます。
MATLAB 内からオンライン アクティベーションを実行するには、コンピューターがインターネットに接続されていなければなりません。
MATLAB 内からオフライン アクティベーションを実行するには、ライセンス ファイルがなければなりません。
インディビジュアル ライセンスを使用している場合、オンラインのマシンを使用してライセンス センターに移動し、ライセンス ファイルを入手します (所有しているライセンスの種類がわからない場合は、ライセンス センターで確認できます)。
使用するライセンスを選択します。
[インストールとアクティベーション] タブに移動します。
[アクティベーションを実行してライセンス ファイルを取得] をクリックします。ライセンス ファイルをダウンロードし、オフラインのマシンに転送します。
共有ライセンスを使用している場合、管理者に問い合わせて、所属する組織専用に構成されたライセンス ファイルを入手します。それをオフラインのマシンにコピーします。
手順 1. アクティベーション アプリの起動
アクティベーション アプリは、MATLAB 内から、またはオペレーティング システムのコマンド ラインから起動することができます。
MATLAB からのアクティベーション アプリの起動
次の手順に従います。
[ホーム] タブの [リソース] セクションで、[ヘルプ] 、 [ライセンス] をクリックします。
[ソフトウェアのアクティベーションを行う] を選択します。
コマンド ラインからのアクティベーション アプリの起動
Windows® システム — タスク バーの検索ボックスに「Activate」と入力し、[Activate MATLAB] アプリケーションを表示させます。
macOS システム — MATLAB アプリケーション パッケージに含まれているアクティベーション アプリケーションのアイコンをダブルクリックします。MATLAB アプリケーション パッケージの内容を表示するには、パッケージを右クリック (または Ctrl キーを押しながらクリック) し、[パッケージの内容を表示] を選択します。
MATLAB インストール フォルダーに移動し、アクティベーション アプリケーションを開きます。
Windows システム —
フォルダーにあるmatlabroot
\bin\$ARCHMathWorksProductAuthorizer.exe
ファイルをダブルクリックします。ここで、matlabroot
は MATLAB インストール フォルダーであり、$ARCH
は
のようなプラットフォーム固有のサブフォルダーです。matlabroot
\bin\win64Linux および macOS システム —
フォルダーにあるmatlabroot
\bin\$ARCHMathWorksProductAuthorizer
を実行します。ここで、matlabroot
は MATLAB インストール フォルダーであり、$ARCH
は
フォルダーのようなプラットフォーム固有のサブフォルダーです。matlabroot
\bin\glnxa64
手順 2. ライセンスのアクティベーション
メモ
コンピューターがオフラインの場合、ライセンス ファイル (オフライン) のワークフローが自動的に開始します。しかし、コンピューターがインターネットに接続されている場合は、オンラインのワークフローが開始します。
ライセンス ファイルのワークフローに切り替えるには、[詳細オプション] で
[ライセンス ファイルを使用する]
を選択します。ライセンス ファイルのワークフローからオンラインのワークフローに切り替えるには、[詳細オプション] で
[ライセンスをリンクする]
を選択します。
オンラインのワークフロー
MathWorks アカウントに使用する電子メール アドレスを入力します。
MathWorks アカウントがない場合は、この時点で作成できます。
MathWorks アカウントとリンクされたライセンスのリストからライセンスを選択して、[次へ] をクリックします。
選択内容が正しいことを確認し、[アクティベーション] をクリックします。
オフライン (ライセンス ファイル) のワークフロー
電子メール アドレスの入力を求めるプロンプトが表示されたら、[詳細オプション] で
[ライセンス ファイルを使用する]
を選択します。ライセンス ファイルへのパスを入力し、[アクティベーション] をクリックします。
この後は
MathWorks ソフトウェアの使用を開始する準備ができました。
次のトピックのいずれかを参照して、開始してください。