setString

点 ROI オブジェクトのテキスト ラベルを設定する

関数 setString は推奨されません。代わりに、新しい Point ROI で、Label プロパティの値を設定します。詳細については、バージョン履歴を参照してください。

構文

setString(h,text)

説明

setString(h,text) はテキスト ラベル text を点 ROI オブジェクト h の右下に配置します。

例

点 ROI のラベルの設定

イメージを表示し、点 ROI を作成します。

imshow("rice.png")
h = impoint(gca,100,200);

ROI のラベルを設定します。

setString(h,"My point label");

入力引数

h — 点 ROI オブジェクト

impoint

点 ROI オブジェクト。impoint オブジェクトとして指定します。

text — テキスト ラベル

string スカラー | 文字ベクトル

テキスト ラベル。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

データ型: string | char

バージョン履歴

R2006a より前に導入

R2018b: 関数 setString は非推奨

R2018b 以降、既存の ROI オブジェクトのセットが新しい ROI オブジェクトのセットに置き換えられています。新しいオブジェクトは、面の色の透明度など、さらに便利な機能を提供します。新しいクラスでは、移動やクリックなどの ROI の変化に応答するために使用できるイベントもサポートされています。現時点では、以前の ROI オブジェクトを削除する予定はありませんが、追加された機能や柔軟性を活用するために、新しい ROI に切り替えてください。新しい ROI 関数を使用した ROI の作成方法の詳細については、ROI の形状の作成を参照してください。

点 ROI のラベルを指定するには、ROI の Label プロパティに値を割り当てます。ラベルの可視性を制御するには LabelVisible プロパティを使用します。

コードの更新

setString メソッドのすべてのインスタンスを更新してください。

非推奨の使用方法	推奨される代替案
この例では、setString メソッドを使用して点 ROI のラベルを指定します。 imshow("cameraman.tif"); h = impoint(gca,[100 100]); setString(h,"My Label");	新しい ROI オブジェクトを使用して点 ROI を作成し、getString メソッドを使用する代わりに ROI の Label プロパティの値を設定します。LabelVisible プロパティを使用してラベルの可視性を制御できます。新しいすべての ROI オブジェクトが Label プロパティをサポートしています。 imshow("cameraman.tif"); h = drawpoint(gca,"Position",[100 100]); h.Label = "My Label";