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getPosition

ROI オブジェクトの現在の位置を返す

getPosition は推奨されません。代わりに、新しい ROI を使用して、Position プロパティの値にアクセスすることによって、ROI の位置を取得します。詳細については、互換性の考慮事項を参照してください。

説明

pos = getPosition(h) は ROI オブジェクト h の現在の位置を返します。

入力引数

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ROI オブジェクト。imellipseimfreehandimlineimpointimpoly または imrect オブジェクトとして指定します。

出力引数

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ROI オブジェクトの位置。数値配列として返されます。配列の形状は ROI オブジェクトのタイプによって異なります。

ROI オブジェクト返される位置
imellipse[xmin ymin width height] 形式の 4 要素のベクトル。楕円を囲む境界ボックスのサイズと位置を表します。境界ボックスの初期サイズは width x height ピクセルです。ボックスの左上隅の (x,y) 座標は (xmin,ymin) です。
imfreehandn 行 2 列の行列。2 つの列は、フリーハンド領域の境界に沿った n 個の各点に対して x と y 座標を定義します。
imline[x1 y1; x2 y2] 形式の 2 行 2 列の行列。ラインの 2 つの端点の位置を表します。
impoint[x y] 形式の 1 行 2 列ベクトル。
impolyn 行 2 列の行列。2 つの列は、n 個の各頂点に対して x と y 座標を定義します。
imrect[xmin ymin width height] 形式の 4 要素ベクトル。四角形の初期サイズは width x height ピクセルです。四角形の左上隅の (x,y) 座標は (xmin,ymin) です。

バージョン履歴

R2008a で導入

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R2018b: getPosition は非推奨

R2018b 以降、既存の ROI オブジェクトのセットが新しい ROI オブジェクトのセットに置き換えられています。新しいオブジェクトは、面の色の透明度など、さらに便利な機能を提供します。新しいクラスでは、移動やクリックなどの ROI の変化に応答するために使用できるイベントもサポートされています。現時点では、以前の ROI オブジェクトを削除する予定はありませんが、追加された機能や柔軟性を活用するために、新しい ROI に切り替えてください。新しい ROI 関数を使用した ROI の作成方法の詳細については、ROI の形状の作成を参照してください。

ROI の現在の位置を取得するには、ROI の Position プロパティの値にアクセスします。

コードの更新

getPosition のすべてのインスタンスを更新してください。

非推奨の使用方法推奨される代替案

この例では、ROI を作成し、getPosition を使用して ROI の現在の位置を取得します。

imshow('cameraman.tif');
h = imrect(gca,[10 10 100 100]);
pos = getPosition(h)

次のコードは等価なコードで、古い ROI が新しい ROI オブジェクトに置き換えられ、ROI の Position プロパティの値にアクセスしています。

imshow('cameraman.tif');
h = drawrectangle(gca,'Position',[10 10 100 100]);
pos = h.Position