getpts

マウスを使用した点の指定

getpts は推奨されません。代わりに、ROI の形状の作成で説明されている、いずれかの ROI クラスを使用してください。

構文

[xi,yi] = getpts

[xi,yi] = getpts(fig)

[xi,yi] = getpts(ax)

説明

[xi,yi] = getpts ではマウスを使用して現在の Figure で点を選択することができます。点の選択が完了すると、getpts は xi と yi で選択した点の座標を返します。

点を追加するには、通常のマウス クリックを使用します。Shift クリック、右クリックまたはダブルクリックにより、最後の点が追加され、選択が終了します。Return キーまたは Enter キーを押すと、最後の点が追加されずに選択が終了します。Backspace キーまたは Delete キーを押すと、前に選択した点が削除されます。

[xi,yi] = getpts(fig) ではマウスを使用して Figure fig の現在の座標軸内で一連の点を選択することができます。

[xi,yi] = getpts(ax) ではマウスを使用して、座標軸 ax 内で一連の点を選択することができます。

例

対話形式によるイメージ内の点の選択

imshow を使用してイメージを表示します。

figure
imshow('moon.tif')

getpts を呼び出して、表示されたイメージ内の点を、マウスを使用して対話形式で選択します。ダブルクリックして選択を完了します。終了すると、getpts は点の座標を返します。

[x,y] = getpts

入力引数

fig — Figure のハンドル

ハンドル

Figure ハンドル。ハンドルとして指定します。

ax — Axes ハンドル

ハンドル

Axes ハンドル。ハンドルとして指定します。

出力引数

xi — サンプル ポイントの x 座標

数値ベクトル

サンプル ポイントの x 座標。数値ベクトルとして返されます。

データ型: double

yi — サンプル ポイントの y 座標

数値ベクトル

サンプル ポイントの y 座標。数値ベクトルとして返されます。

データ型: double

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

getline | getrect | impixel | impoint