1 ビットのバイナリ イメージの読み取りと書き込み
この例では、1 ビットのバイナリ イメージの読み取りおよび書き込みの方法を説明します。
バイナリ イメージを含んでいるグラフィックス ファイル text.png
のビット深度を確認します。ファイルにはバイナリ イメージが 1 ビット形式で格納されています。
info = imfinfo('text.png');
info.BitDepth
ans = 1
バイナリ イメージをファイルからワークスペースに読み取ります。1 ビット形式で格納されたバイナリ イメージを読み取る場合、関数 imread
ではワークスペースのデータを logical 配列として表します。
BW = imread('text.png');
whos
Name Size Bytes Class Attributes BW 256x256 65536 logical ans 1x1 8 double info 1x1 4566 struct
バイナリ イメージを 1 ビット形式でファイルに書き込みます。ファイル形式によってサポートされている場合、既定の設定では関数 imwrite
はバイナリ イメージを 1 ビット イメージとしてエクスポートします。これを確認するため、imfinfo
を使用して新しく作成したファイルに関する情報を取得し、BitDepth
フィールドをチェックします。バイナリ ファイルを書き込む場合、imwrite
では ColorType
フィールドを grayscale
に設定します。
imwrite(BW,'test.tif'); info = imfinfo('test.tif'); info.BitDepth
ans = 1