固定小数点コードの操作

この例では、コード生成の準備ができた固定小数点 MATLAB® 設計からの HDL コード生成を示します。

この例で使用する MATLAB コードは、固定小数点構造を使用してモデル化されたビタビ復号化器の実装です。

design_name = 'mlhdlc_viterbi';
testbench_name = 'mlhdlc_viterbi_tb';

上記のリンクをクリックして設計関数 mlhdlc_viterbi を開き、Fixed-Point Designer 関数の使用について確認します。

coder -hdlcoder -new fixpt_codegen

次に、'mlhdlc_viterbi.m' ファイルを [MATLAB 関数] としてプロジェクトに追加し、'mlhdlc_viterbi_tb.m' を [MATLAB テストベンチ] として追加します。

MATLAB HDL Coder プロジェクトの作成と入力に関する詳細なチュートリアルについては、MATLAB から HDL へのワークフロー入門を参照してください。

HDL アドバイザーを起動し、[固定小数点の変換] オプションで [元の型を保持] を選択します。

変換をスキップすると、浮動小数点から固定小数点への変換に関連するステップがワークフローツリーから削除されます。

設計が浮動小数点の場合は、HDL コード生成のステップに進む前に、浮動小数点から固定小数点への変換の手順に従って設計を固定小数点に変換してください。

[コード生成] のステップを右クリックして [このタスクを実行] オプションを選択し、すべてのコード生成ステップを直接実行します。

コード生成ログのウィンドウにあるハイパーリンクをクリックして、生成された HDL コードを確認します。

これはかなりの数の関数を含む大規模な設計であるため、[詳細設定] タブの [関数に対してインスタンス化可能なコードを生成] オプションを試すことができます。

生成された HDL コードを再度確認し、前の手順のものと比較します。