シミュレーション データ インスペクターを使用したデータの検査
シミュレーション データ インスペクターとは
シミュレーション データ インスペクターを使用すると、固定小数点への変換プロセス中に記録されたデータを表示できます。それにより、アルゴリズムの浮動小数点バージョンと固定小数点バージョンの入力と出力を比較することができます。
固定小数点への変換では、シミュレーション データ インスペクターのプログラミング用インターフェイスは表示されません。
記録されたデータのインポート
シミュレーション データ インスペクターにデータをインポートするには、あらかじめベース ワークスペースまたは MAT ファイルにデータが記録されていなければなりません。
記録されたデータのエクスポート
シミュレーション データ インスペクターには、固定小数点への変換プロセスで収集されたデータを、後で再読み込み可能な MAT ファイルに保存する機能があります。この MAT ファイルの形式は、ベース ワークスペースから作成した MAT ファイルとは異なります。
信号のグループ化
シミュレーション データ インスペクターの [実行] ペインで、記録済みのデータを整理する方法をカスタマイズできます。既定では、データが実行別に整理されます。記録された変数別にデータを整理することも、階層なしで整理することもできます。
実行オプション
シミュレーション データ インスペクターでは、次の構成が可能です。
新しい実行の追加
[実行オプション] ダイアログ ボックスの既定の設定では、実行リストの最後に新しい実行が追加されます。新しい実行をリストの先頭に追加するには、[最上部に新しい実行を追加する] を選択します。
実行の命名規則を指定
実行の命名規則を指定するには、シミュレーション データ インスペクターのツール バーの [実行オプション] をクリックします。
レポートの作成
実行または比較プロットのレポートを作成できます。レポート ファイルの名前と場所を指定します。シミュレーション データ インスペクターの既定では、既存のファイルが上書きされます。既存のレポートを保持するには、[レポートが存在する場合、上書きを防ぐためにファイル名をインクリメントする] を選択します。
比較オプション
実行を比較するときの信号の照合方法を変更するには、[配置の基準] パラメーターと [次の基準] パラメーターを指定して、[OK] をクリックします。
シミュレーション データ インスペクターによるプロット作成の有効化
シミュレーション データ インスペクターを有効にする方法は、シミュレーション データ インスペクターによるプロット作成の有効化を参照してください。
シミュレーション データ インスペクター セッションの保存と読み込み
シミュレーション データ インスペクターにあるデータを後でシミュレーション データ インスペクターで表示できるように、アーカイブしたり共有したりする場合は、シミュレーション データ インスペクターのセッションを保存します。シミュレーション データ インスペクターのセッションを保存した MAT ファイルには、次のものが含まれます。
すべての実行およびデータと、[実行] ペインと [比較] ペインのすべてのプロパティ
[実行] ペインにあるデータのチェック ボックスの選択状態
MAT ファイルへのセッションの保存
[可視化] タブの [保存] をクリックします。
MAT ファイルの名前と保存先を指定して、[保存] をクリックします。
シミュレーション データ インスペクターの保存済みシミュレーションの読み込み
[可視化] タブの [開く] をクリックします。
シミュレーション データ インスペクターから保存された MAT ファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。
セッションのデータが複数のサブプロットに分かれている場合は、[形式] タブの [サブプロット] をクリックし、サブプロットのレイアウトを選択します。