Scenario To Platform

ライブラリ:
Sensor Fusion and Tracking Toolbox /
Tracking Scenario and Sensor Models
説明
Scenario To Platform ブロックは、シナリオの座標系で表現されたプラットフォーム姿勢をプラットフォームのボディ座標系で表現されたプラットフォーム姿勢に変換します。
端子
入力
シナリオの座標系で表現されたプラットフォーム姿勢。MATLAB 構造体を含む Simulink バスとして指定します。バスの詳細については、非バーチャル バスの作成 (Simulink)を参照してください。この構造体には次のフィールドが含まれます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
NumPlatforms | プラットフォームの数。非負の整数として指定します。 |
Platforms | シナリオの座標系におけるプラットフォーム姿勢。プラットフォーム姿勢構造体の配列として指定します。ブロックは、NumPlatforms で指定されたプラットフォームの数と同じ数のプラットフォーム姿勢のみを読み取ります。 |
各プラットフォーム姿勢構造体のフィールドは次のとおりです。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
PlatformID | プラットフォームの一意の識別子。正の整数として指定します。 |
ClassID | ターゲットの型を分類するために使用するユーザー定義の整数。非負の整数として指定します。 |
Position | シナリオの座標系におけるプラットフォームの位置。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。単位はメートルです。 |
Velocity | シナリオの座標系におけるプラットフォームの速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。単位はメートル/秒です。 |
Acceleration | シナリオの座標系におけるプラットフォームの加速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。単位はメートル毎秒毎秒です。 |
Orientation | シナリオの座標系を基準としたプラットフォームの方向。3 行 3 列の回転行列として指定します。方向は、シナリオの座標系からプラットフォームのボディ座標系までの座標系の回転を定義します。 |
AngularVelocity | シナリオの座標系におけるプラットフォームの角速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。ベクトルの大きさによって角速度が定義されます。単位は度/秒です。 |
ターゲット プラットフォーム姿勢を直接指定する代わりに、Tracking Scenario Reader ブロックを使用して、シナリオの座標系で表現されたプラットフォーム姿勢を生成できます。
シナリオの座標系で表現された参照プラットフォーム姿勢。MATLAB 構造体を含む Simulink バスとして指定します。バスの詳細については、非バーチャル バスの作成 (Simulink)を参照してください。この構造体には次のフィールドが含まれます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
PlatformID | プラットフォームの一意の識別子。正の整数として指定します。指定された |
ClassID | ターゲットの型を分類するために使用するユーザー定義の整数。非負の整数として指定します。 |
Position | シナリオの座標系におけるプラットフォームの位置。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。単位はメートルです。これは必須フィールドであり、既定値はありません。 |
Velocity | シナリオの座標系におけるプラットフォームの速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。単位はメートル/秒です。これは必須フィールドであり、既定値はありません。 |
Acceleration | シナリオの座標系におけるプラットフォームの加速度。1 行 3 列のベクトルとして指定します。単位はメートル毎秒毎秒です。これは必須フィールドであり、既定値はありません。 |
Orientation | シナリオの座標系を基準としたプラットフォームの方向。3 行 3 列の回転行列として指定します。方向は、シナリオの座標系からプラットフォームのボディ座標系までの座標系の回転を定義します。これは必須フィールドであり、既定値はありません。 |
AngularVelocity | シナリオの座標系におけるプラットフォームの角速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。ベクトルの大きさによって角速度が定義されます。単位は度/秒です。これは必須フィールドであり、既定値はありません。 |
依存関係
この端子を有効にするには、[参照プラットフォーム姿勢の入力を有効にする] チェック ボックスをオンにします。
出力
参照プラットフォームのボディ座標系で表現されたターゲット プラットフォーム姿勢。MATLAB 構造体を含む Simulink バスとして指定します。バスの詳細については、非バーチャル バスの作成 (Simulink)を参照してください。参照プラットフォームは、[参照プラットフォーム インデックス] パラメーターで指定された PlatformID をもつプラットフォームです。この構造体には次のフィールドが含まれます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
NumPlatforms | プラットフォームの数。非負の整数として指定します。 |
Platforms | プラットフォーム姿勢。プラットフォーム姿勢構造体の配列として指定します。ブロックは、NumPlatforms で指定されたプラットフォームの数と同じ数のプラットフォーム姿勢のみを読み取ります。 |
各プラットフォーム姿勢構造体には次のフィールドが含まれます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
PlatformID | ターゲット プラットフォームの一意の識別子。正の整数として返されます。 |
ClassID | ターゲット プラットフォーム型を分類するために使用されるユーザー定義の整数。非負の整数として返されます。 |
Position | 参照プラットフォームのボディ座標系におけるターゲット プラットフォームの位置。1 行 3 列の実数値ベクトルとして返されます。単位はメートルです。 |
Velocity | 参照プラットフォームのボディ座標系におけるターゲット プラットフォームの速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして返されます。単位はメートル/秒です。既定値は |
Acceleration | 参照プラットフォームのボディ座標系におけるターゲット プラットフォームの加速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして返されます。単位はメートル毎秒毎秒です。既定値は |
Orientation | 参照プラットフォームのボディ座標系を基準としたターゲット プラットフォームの方向。3 行 3 列の回転行列として返されます。方向は、参照プラットフォームのボディ座標系からターゲット プラットフォームのボディ座標系までの座標系の回転を定義します。 |
AngularVelocity | 参照プラットフォームのボディ座標系におけるターゲット プラットフォームの角速度。1 行 3 列の実数値ベクトルとして指定します。ベクトルの大きさによって角速度が定義されます。単位は度/秒です。 |
この出力は、Fusion Radar Sensor ブロックへの入力として使用できます。
パラメーター
参照プラットフォーム インデックス。正の整数として指定します。Platforms (Scenario Frame) 入力端子または Reference Platform Pose (Scenario Frame) 入力端子を使用して、このインデックスに対応するプラットフォーム姿勢を指定する必要があります。
例: 1
Reference Platform Pose (Scenario Frame) 入力端子を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。
出力バス名のソース。次のオプションのいずれかとして指定します。
自動— ブロックがバス名を自動的に作成します。プロパティ— [出力バス名の指定] パラメーターを使用してバス名を指定します。
出力端子のバス名。有効なバス名として指定します。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、[出力バス名のソース] パラメーターを [プロパティ] に設定します。
実行するシミュレーションのタイプを次のいずれかとして選択します。
インタープリター型実行— MATLAB インタープリターを使用してモデルをシミュレートします。このオプションにより、起動時間が短縮されます。インタープリター型実行モードでは、ブロックのソース コードをデバッグできます。コード生成— 生成される C コードを使用してモデルをシミュレートします。シミュレーションをはじめて実行すると、Simulink によってブロック用の C コードが生成されます。モデルが変更されない限り、この C コードは後続のシミュレーションで再利用されます。このオプションにより、起動時間が長くなります。
拡張機能
C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
バージョン履歴
R2022b で導入R2023a 以降、このブロックによって作成された Simulink バスは MATLAB ワークスペースに表示されなくなりました。
参考
Tracking Scenario Reader | Fusion Radar Sensor | 非バーチャル バスの作成 (Simulink)
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
Web サイトの選択
Web サイトを選択すると、翻訳されたコンテンツにアクセスし、地域のイベントやサービスを確認できます。現在の位置情報に基づき、次のサイトの選択を推奨します:
また、以下のリストから Web サイトを選択することもできます。
最適なサイトパフォーマンスの取得方法
中国のサイト (中国語または英語) を選択することで、最適なサイトパフォーマンスが得られます。その他の国の MathWorks のサイトは、お客様の地域からのアクセスが最適化されていません。
南北アメリカ
- América Latina (Español)
- Canada (English)
- United States (English)
ヨーロッパ
- Belgium (English)
- Denmark (English)
- Deutschland (Deutsch)
- España (Español)
- Finland (English)
- France (Français)
- Ireland (English)
- Italia (Italiano)
- Luxembourg (English)
- Netherlands (English)
- Norway (English)
- Österreich (Deutsch)
- Portugal (English)
- Sweden (English)
- Switzerland
- United Kingdom (English)