端子のデータ型の表示
モデル内の端子のデータ型を表示するには以下の手順に従います。
Simulink® の [デバッグ] タブで、[情報のオーバーレイ]、[基本データ型] を選択します。
固定小数点信号の端子の表示は 3 つの部分で構成されています。これらは、データ型、ビット数、およびスケーリングです。これらの 3 つの部分は、ブロックの [出力データ型] パラメーター、あるいは駆動ブロックまたは逆伝播によって継承されるデータ型とスケーリングを反映しています。
次のモデルはその端子のデータ型を表示します。
モデル内で、In1
ブロックで表示されるデータ型は、出力データ型名が sfix16_Sp2_B10
であることを示しています。これは、勾配 0.2
とバイアス 10.0
をもつ符号付き 16
ビット固定小数点数である fixdt(1, 16, 0.2, 10)
に対応しています。In2
ブロックで表示されるデータ型は、出力データ型名が sfix16_En6
であることを示しています。これは、6
の小数部の長さをもつ符号付き 16
ビット固定小数点数である fixdt(1, 16, 6)
に対応しています。