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Divide by Constant and Round

入力を定数で除算して整数に丸める

R2021a 以降

  • Divide by Constant and Round block

ライブラリ:
Fixed-Point Designer

説明

Divide by Constant and Round ブロックは、入力を定数で除算した結果を出力し、指定された丸め手法を使用して結果を整数に丸めます。

Divide by Constant and Round ブロックでは、グランルンド・モンゴメリ・ウォーレン法と機能的に類似したアルゴリズムを使用します。逆数の乗算によって除算演算が計算されるため、一般に組み込みシステムのパフォーマンスが向上します。

端子

入力

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被除数。スカラー、ベクトル、行列または N 次元配列として指定します。

Divide by Constant and Round では、語長が 65,535 より大きいデータ型はサポートされません。傾きとバイアス表現は固定小数点データ型ではサポートされていません。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32 | Boolean | fixed point
複素数のサポート: あり

出力

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除算と丸め演算の結果。スカラー、ベクトル、行列または N 次元配列として返されます。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32 | Boolean | fixed point

パラメーター

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除数。正の実数値の有限スカラーとして指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Denominator
型: 文字ベクトル
値: 正の実数値の有限固定小数点または数値として評価される MATLAB®
データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point
既定の設定: '10'

使用する丸め手法。次の値のいずれかとして指定します。

  • 負方向 — 負の無限大方向の最も近い整数に丸めます。

  • 正方向 — 正の無限大方向の最も近い整数に丸めます。

  • 最も近い正の整数方向 — 最も近い整数に丸めます。等距離のときは、正の無限大方向の最も近い整数に丸められます。

  • ゼロ方向 — ゼロ方向の最も近い整数に丸めます。

  • 最も近い偶数方向 — 最も近い整数に丸めます。等距離のときは、最も近い偶数の整数に丸められます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: RndMeth
型: 文字ベクトル
値: 'Floor' | 'Ceiling' | 'Nearest' | 'Zero' | 'Convergent'
既定の設定: 'Floor'

拡張機能

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バージョン履歴

R2021a で導入