copyobj
quantizer
オブジェクトの独立したコピーを作成
構文
q1 = copyobj(q)
[q1,q2,...] = copyobj(obja,objb,...)
説明
q1 = copyobj(q)
は、quantizer
オブジェクト q
の独立したコピーを作成し、q1
に返します。
[q1,q2,...] = copyobj(obja,objb,...)
は、obja
を q1
に、objb
を q2
にコピーします (以下同様)。
copyobj
による quantizer
オブジェクトのコピーは、コマンドと構文 q1 = q
による quantizer
オブジェクトのコピーと同じではありません。quantizer
オブジェクトにはメモリ (読み取り専用プロパティ) があります。copyobj
を使用する場合、コピーの結果は元のオブジェクトから独立しています。プロパティ min
、max
、noverflows
、noperations
の値など、元のオブジェクトのメモリは共有しません。q1 = q
を使用すると、新しいオブジェクトが作成されます。新しいオブジェクトは、元のオブジェクトのエイリアスであり、元のオブジェクトのメモリおよびプロパティ値を共有しません。
例
q = quantizer([8 7]); q1 = copyobj(q)
バージョン履歴
R2006a より前に導入