MATLAB ヘルプ センター
ビット単位の右回転
c = bitror(a, k)
c = bitror(a, k) は、固定小数点 fi オブジェクト a を k ビットだけ右に回転した値を返します。bitror は最下位ビット (LSB) 側から最上位ビット (MSB) 側にビットを回転させます。また、a の格納整数ビットに対して右回転演算を実行します。
a
k
fi
bitror
bitror はオーバーフローまたはアンダーフローをチェックしません。RoundingMode および OverflowAction などの fimath プロパティは無視されます。
RoundingMode
OverflowAction
fimath
a と c は、fimath プロパティおよび numerictype プロパティが同一です。
c
numerictype
例
すべて折りたたむ
値が 5、語長が 4、小数部の長さが 0 の符号なし固定小数点 fi オブジェクトを作成します。
a = fi(5,0,4,0); disp(bin(a))
0101
a を 1 ビット右に回転します。
disp(bin(bitror(a,1)))
1010
a を 2 ビット右に回転します。
disp(bin(bitror(a,2)))
fi オブジェクトのベクトルを作成します。
a = fi([1,2,5,7],0,4,0); disp(bin(a))
0001 0010 0101 0111
a のビットを 1 ビット右に回転します。
disp(bin(bitror(a,fi(1))))
1000 0001 1010 1011
a を 1 ビット右に回転します。k は fi オブジェクトです。
回転させるデータ。スカラー、ベクトル、行列または fi オブジェクトの多次元配列として指定されます。a には符号付きまたは符号なしを指定できます。
データ型: 固定小数点 fi
複素数のサポート: あり
回転させるビット数。非負の整数値スカラー fi オブジェクトまたは組み込み数値型として指定されます。k には a の語長よりも大きな値を指定できます。この値は必ず mod(a.WordLength,k) に正規化されます。
mod(a.WordLength,k)
データ型: fi |single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64
single
double
int8
int16
int32
int64
uint8
uint16
uint32
uint64
すべて展開する
VHDL® の場合、ror 演算子を生成します。
ror
Verilog® の場合、次の式を生成します (wl は a の語長です)。
wl
a >> idx || a << wl - idx
R2007b で導入
bitrol | bitconcat | bitshift | bitsliceget | bitsll | bitsra | bitsrl
bitrol
bitconcat
bitshift
bitsliceget
bitsll
bitsra
bitsrl
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