生成コードからブロックへのトレース
検証のために生成コードとそのソース モデルの間で移動およびトレースします。
モデル例を開く
モデル例 RollAxisAutopilot
を開きます。
model='RollAxisAutopilot';
open_system(model)
コードからモデルへの移動
生成コードからモデルに移動します。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで、[コード生成]、[レポート] ペインを開きます。
次のパラメーターが選択されていることを確認します。[コード生成レポートを作成]、[レポートを自動的に開く] および [コードからモデルに]。
モデル エディター ウィンドウで、Ctrl+B キーを押してコードを生成します。コード生成処理が完了すると、コード生成レポートが表示されます。
生成されたレポートで、
RollAxisAutopilot.c
リンクをクリックし、ハイパーリンクが組み込まれたコードを表示します。コード内のリンクをクリックし、生成コードのセグメントからモデル内の強調表示された要素へトレースします。たとえば、ハイパーリンク
<Root>/Sum
をクリックした場合、モデル内の Sum ブロックが強調表示されます。
モデルからコードへの移動
モデルから生成コードに移動します。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで、[コード生成]、[レポート] ペインを開きます。
次のパラメーターが選択されていることを確認します。[コード生成レポートを作成]、[レポートを自動的に開く] および [モデルからコードに]。
モデル エディター ウィンドウで、Ctrl+B キーを押してコードを生成します。コード生成処理が完了すると、コード生成レポートが表示されます。
モデル ウィンドウで任意のブロックを右クリックし、[C/C++ コード]、[C/C++ コードに移動] を選択します。コード生成レポート内でこのブロックの生成コードが強調表示されます。
コード生成レポート内の強調表示された行を検証します。強調表示された行の合計数が、レポートの右ペインの上部に表示されます。[前へ] ボタンと [次へ] ボタンを使用して、強調表示された行の間を移動します。
メモ: "モデルからコードへの" 移動は、Stateflow® オブジェクトおよび "MATLAB" 関数に対しても機能します。
メモ: 選択されたブロックに関して強調表示するコードがない場合は、レポートに診断メッセージが表示されます (たとえば、バーチャル ブロックを選択した場合)。
トレーサビリティ レポート
トレーサビリティ レポートを生成して検証します。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで、[コード生成]、[レポート] ペインを開きます。
次のパラメーターが選択されていることを確認します。[コード生成レポートを作成] と [レポートを自動的に開く]。
キーワード
GenerateTraceReport
を使用してトレーサビリティ レポートのパラメーターを検索します。リストされたすべてのパラメーターが選択されていることを確認します。モデル エディター ウィンドウで、Ctrl+B キーを押してコードを生成します。コード生成処理が完了すると、コード生成レポートが表示されます。
モデル内の追跡不能なブロック (生成コード内に存在しない) と追跡可能なブロックのレポートを確認するには、生成されたレポートの左ペインで [トレーサビリティ レポート] をクリックします。
トレーサビリティ レポートで、Eliminated / Virtual BlocksとTraceable Blocksのリストを検証します。たとえば、Scope ブロックは追跡不能なブロックです。コード ジェネレーターはこのブロックのコードを生成しないため、[削除された / バーチャル ブロック] の下にリストされます。