MATLAB Coder アプリのソフトウェアインザループ実行
ソフトウェアインザループ (SIL) 実行を使用し、元の MATLAB® 関数を基準にして生成された C/C++ コードの数値的動作を検証します。
MATLAB Coder™ アプリを開くために、MATLAB ツールストリップの [アプリ] タブの [コード生成] の下で、アプリ アイコンをクリックします。アプリで、[MATLAB Coder プロジェクトの作成] ダイアログ ボックスが開きます。
プロジェクトを開くために、[開く] をクリックして、MATLAB Coder プロジェクト ファイルが格納されているフォルダーに移動し、ファイルを選択します。たとえば、
kalman_filter01.coderprj
です。ツールストリップの [MATLAB Coder] タブの [準備] セクションで、以下を行います。
[言語] を指定します。
[出力タイプ] を [スタティック ライブラリ (.lib)] または [ダイナミック ライブラリ (.dll)] に設定します。
ツールストリップの [生成] セクションで、[コード生成]、[コードを生成してビルド] をクリックします。
ツールストリップの [検証] セクションで、[生成されたコードの実行]、[実行ファイル] オプションを使用して、元の MATLAB 関数を呼び出すテスト ファイルを指定します (たとえば
test01_ui.m
)。[検証モード] が [生成されたコードを使用] に設定されていることを確認します。
必要に応じて、[SIL または PIL でソースレベル デバッグを有効にする] チェック ボックスをオンにします。
MATLAB Coder アプリは以下を行います。
codegen\lib\kalman01
など、スタンドアロン ライブラリを生成する。codegen\lib\kalman01\sil
など、SIL インターフェイス コードを生成する。テスト ファイルを実行し、MATLAB 関数への呼び出しを、ライブラリ内で生成されたコードへの呼び出しと置き換える。
コマンド ウィンドウに SIL 実行からのメッセージを表示する。
SIL 実行からの結果が元の MATLAB 関数からの結果と一致することを検証します。
SIL 実行プロセスを終了するには、コマンド ウィンドウで、
To terminate execution
に続くリンクをクリックします (たとえばclear kalman01_sil
)。
メモ
Windows® オペレーティング システムで、Windows ファイアウォールが SIL または PIL の実行をブロックする可能性があります。[Windows セキュリティの重要な警告] ダイアログ ボックスを使用して実行を許可します。たとえば、Windows 7 で、[アクセスを許可する] をクリックします。