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STM32F4-Discovery ボードを使用したエクスターナル モード

このタスクでは、stm32f4discovery_external_mode モデルをエクスターナル モードで実行します。アルゴリズムのプロトタイピングや開発を行うときは、ハードウェアでアルゴリズムを実行しながら信号を監視してパラメーターを調整できると便利です。これを Simulink のエクスターナル モード機能で実現できます。

エクスターナル モード シミュレーションで使用できるのはシリアル通信インターフェイスだけです。そのため、STM32F4-Discovery ボードを使用する場合は、エクスターナル モード シミュレーションを実行するために USB TTL-232 ケーブルが必要になります。

1. stm32f4discovery_external_mode モデルを開きます。

2. "COM ポート" を次の図のように指定します。

3. "監視と調整 (エクスターナル モード)" の実行用に次のようにモデルを構成します。

4. [監視と調整] をクリックします。

モデルが読み込まれてターゲットで実行されると、エクスターナル モード シミュレーションが始まります。"Manual Switch" ブロックをダブルクリックして入力ソースを変更します。"Gain" ブロックをダブルクリックして信号ゲインを変更します。その後、"Scope" ブロックをダブルクリックしてエクスターナル モード シミュレーションの結果を確認します。これらのアクションを実行している間、モデルはターゲットにおいてリアルタイムで実行されています。

5. エクスターナル モード シミュレーションを次のように停止します。

エクスターナル モード シミュレーションを停止すると、STM32F4-Discovery ボードで実行中のコードの実行が終了します。

メモ: エクスターナル モード シミュレーションの途中で、いつでもエクスターナル モード コントロール パネルを次のように開くことができます。エクスターナル モード コントロール パネルには、生成コードの実行を終了せずにターゲットとの接続や切断を行う機能など、さらに多くのオプションがあります。