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UART/USART Read

Universal Asynchronous Receiver Transmitter (UART/USART) ポートからデータを読み取る

R2022a 以降

アドオンが必要: この機能には Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors アドオンが必要です。

  • UART read block

ライブラリ:
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32F1xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32F2xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32F3xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32F4xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32F7xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32G0xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32G4xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32H7xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32L4xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32L5xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32U5xx Based Boards
Embedded Coder Support Package for STMicroelectronics STM32 Processors / STM32WBxx Based Boards

説明

Universal Asynchronous Receiver/ Transmitter (UART/USART) ポートからシリアル データを読み取ります。

UART/USART Read ブロックは読み取り値を [Nx1] 配列として出力します。ブロックを使用して読み取るデータ型とデータ長を指定できます。

端子

出力

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UART/USART ポートからの読み取りデータを出力します。

データ型: int8 | uint8 | int16 | uint16 | int32 | uint32 | single | double | Boolean

端子は受信した要素数を出力します。

依存関係

この端子を有効にするには、[Output read length] パラメーターを選択します。

データ型: uint8

ステータス端子は、0 (データ受信にエラーがない。つまり成功)、または次の表に示すいずれかのビット値を出力します。

この表は、ビットとそれに関連するエラーを表します。

ステータス

ビット1514131211109876543210
エラー

X

X

X

X

X

X

ARBE_ERROR

RX_BUSY

TX_BUSY

TX_FAILED

RX_BUFFER_FULL

NOISE_ERROR

FRAME_ERROR

PARITY_ERROR

OVERRUN ERROR

DATA_NOT_AVAILABLE

端子出力ステータス 7(transmit failed) および 8(transmit busy) は、UART/USART Write ブロックでのみ有効です。

  • 0 — 要求されたデータの長さが受信されていない

  • 1 — オーバーラン エラーを表す

  • 2 — パリティ エラーを表す

  • 3 — フレーム エラーを表す

  • 4 — ノイズ エラーを表す

  • 5 — 受信バッファーが満杯であることを表す

  • 6 — 送信失敗を表す

  • 7 — 送信がビジーであることを表す

  • 8 — 受信がビジーであることを表す

  • 9 — ARBE エラーを表す

依存関係

このポートを有効にするには、[ステータスを出力] パラメーターを選択します。

データ型: uint8

パラメーター

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ブロックの UART/USART モジュールを選択します。

ブロックがホストから読み取るデータの型を選択します。各要素のサイズはデータ型によって異なります。

受信するデータの長さを指定します。

それぞれのデータの長さで受信する要素数を指定します。データの長さはスカラー値でなければなりません。

  • On - このパラメーターをオンにすると、読み取り操作は [ブロッキング モード] で実行されます。要求されたデータが使用可能になるのを待機している間、読み取り操作はブロックされます。データが使用可能な場合、Data 端子はデータを出力します。データが使用可能でない場合、Data 端子はデータを待機します。

  • Off - このパラメーターをオフにすると、読み取り操作は "非ブロッキング モード" で実行されます。データを読み取るときに、データが使用可能でない場合は、Data 端子には前のタイム ステップで受信したデータが格納されます。このモードでは、ブロックは要求されたデータが使用可能になるのを待機しません。

ブロッキング モードの時間を秒単位で指定します。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[ブロッキング モードを有効にする] パラメーターをオンにします。

ブロックで受信する要素数。[Output read length] パラメーターを選択すると、ブロックで出力端子の [長さ] が構成されます。

[ステータスを出力] パラメーターを選択すると、ブロックで出力端子の "ステータス" が構成されます。この端子は UART/USART メッセージのステータスを出力します。

ブロックでメッセージを受信する頻度を秒単位で指定します。このパラメーターを -1 と指定すると、Simulink® はモデル内のブロックのコンテキストに基づいてブロックに対する最適なサンプル時間を決定します。

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2022a で導入