target.ProfilingFreezingOverhead クラス

名前空間: target

停止および再開のインストルメンテーション オーバーヘッドの取得

R2021a 以降

説明

target.ProfilingFreezingOverhead オブジェクトを使用して、タイマーを停止および再開する際のインストルメンテーション オーバーヘッドを取得します。

target.ProfilingFreezingOverhead オブジェクトの作成には関数 target.create を使用します。

プロパティ

Value — インストルメンテーション オーバーヘッド

スカラー

タイマーを停止および再開する際のインストルメンテーション オーバーヘッドを指定します。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: int

Counter — タイマー

target.Timer オブジェクト

プロセッサのタイマーの詳細を提供するオブジェクト。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: int

MinimumBenchmarkIterations — インストルメンテーション オーバーヘッド

100 (既定値) | スカラー

ベンチマーク プログラムが実行する最小の反復回数を指定して、インストルメンテーション オーバーヘッド値を計算します。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: int

例

関数のインストルメンテーション オーバーヘッドの指定

あるタイマーについて、関数のインストルメンテーション オーバーヘッドを手動で指定します。

target.Processor オブジェクトと target.Timer オブジェクトを取得します。

processor = target.get('Processor', 'myProcessorObjectId');
timer = target.get('Timer', 'myTimerObjectId');

target.ProfilingFreezingOverhead オブジェクトを作成します。

freezingOverhead = target.create('ProfilingFreezingOverhead', ...
                                 'Name', 'Timer Freezing Overhead');
freezingOverhead.Value = 30;
freezingOverhead.Counter = timer;

バージョン履歴

R2021a で導入

参考

target.ProfilingTaskOverhead | target.ProfilingFunctionOverhead

トピック

• Remove Instrumentation Overheads by Using target Namespace