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enableCPP

コード置換テーブルの関数エントリに対する C++ サポートの有効化

説明

enableCPP(hEntry) は、コード置換テーブルの関数エントリに対する C++ サポートを有効にします。このサポートにより、エントリで定義される実装関数に対して C++ 名前空間を指定できます (関数 setNameSpace を参照)。

C++ 関数エントリを含むコード置換ライブラリを登録するときは、コード置換登録エントリの LanguageConstraint プロパティに値 {'C++'} を指定しなければなりません。詳細については、Register Code Replacement Libraryを参照してください。

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この例では、関数 enableCPP を使用して C++ サポートを有効にする方法を示します。その後、関数 setNameSpace を呼び出して、実装関数 sin の名前空間を std に設定します。

fcn_entry = RTW.TflCFunctionEntry;
fcn_entry.setTflCFunctionEntryParameters( ...
    'Key',                      'sin', ...
    'Priority',                 100, ...
    'ImplementationName',       'sin', ...
    'ImplementationHeaderFile', 'cmath' );
fcn_entry.enableCPP();
fcn_entry.setNameSpace('std');

入力引数

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hEntry は、事前に hEntry = RTW.TflCFunctionEntry または hEntry = MyCustomFunctionEntry で返されたコード置換関数エントリのハンドルです。MyCustomFunctionEntryRTW.TflCFunctionEntry から派生したクラスです。

例: fcn_entry

バージョン履歴

R2010a で導入