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iirpeak

(削除予定) 二次型 IIR ピーク フィルターまたは共振器フィルター

関数 iirpeak は将来のリリースで削除される予定です。代わりに関数 designNotchPeakIIR を使用してください。既存のコードを更新する方法の詳細については、バージョン履歴を参照してください。

説明

[num,den] = iirpeak(w0,bw) は、ピークが w0 にあり、+3 dB ポイントの帯域幅が bw に設定された二次型デジタル ピーク フィルターを返します。

[num,den] = iirpeak(w0,bw,ab) は、帯域幅 bw が +ab デシベルのレベルで指定されているデジタル ピーク フィルターを返します。

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信号の周波数を 1.75 KHz で増強させ、–3 dB ポイントの帯域幅が 500 Hz となる IIR ピーク フィルターを設計してプロットします。ピーク フィルターは 1.75 KHz で目的とするゲインと帯域幅をもちます。

fs = 10000; 
wo = 1750/(fs/2);  
bw = 500/(fs/2);
[b,a] = iirpeak(wo,bw);

入力引数

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IIR フィルターのピーク周波数。範囲 (0.0,1.0) の正のスカラーを指定します。ここで、1.0 は、周波数範囲の π ラジアン/サンプルに対応します。

データ型: single | double

+ab デシベルのレベルのフィルターの帯域幅。範囲 (0.0,1.0) の正のスカラーとして指定します。

フィルターの品質係数 (Q 係数) q は、q = ω0 / bw でフィルターの帯域幅に関連しています。ω0 は増強させる信号周波数です。

データ型: single | double

フィルター帯域幅 bw の振幅応答。スカラーとして dB 単位で指定します。オプションの入力引数 ab を含めると、既定の +3 dB ポイント以外 (+6 dB や 0 dB など) のレベルで振幅応答の帯域幅を指定できます。

データ型: single | double

出力引数

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二次型 IIR ピーク フィルター伝達関数の分子係数。実数値の 3 要素の行ベクトルとして返されます。

データ型: single | double

二次型 IIR ピーク フィルター伝達関数の分母係数。実数値の 3 要素の行ベクトルとして返されます。

データ型: single | double

参照

[1] S.J.Orfanidis. Introduction To Signal Processing. Englewood Cliffs, New Jersey: Prentice-Hall, 1996.

拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2011a で導入

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参考

関数