output

追跡ロジックの現在の状態を取得

R2020a 以降

構文

history = output(historyLogic)

history = output(historyLogic) は、追跡履歴ロジックオブジェクト historyLogic の最近の履歴更新を返します。

履歴ベースのロジックを作成します。確認しきい値 Mc と Nc をベクトル [3 5] として指定します。削除しきい値 Md と Nd をベクトル [6 7] として指定します。

historyLogic = trackHistoryLogic('ConfirmationThreshold',[3 5], ...
    'DeletionThreshold',[6 7]);

ロジックの最新の履歴を取得します。長さが 7 の履歴ベクトル。これは、Nc と Nd の大きい方です。ロジックが初期化されていないため、すべての値が 0 です。

h = output(historyLogic)

h = 1x7 logical array

   0   0   0   0   0   0   0

ロジックを初期化してから、ロジックの最新の履歴を取得します。最初の要素 (最新の更新を示す) は 1 です。

init(historyLogic);
h = output(historyLogic)

h = 1x7 logical array

   1   0   0   0   0   0   0

hit でロジックを更新してから、ロジックの最新の履歴を取得します。

hit(historyLogic);
h = output(historyLogic)

h = 1x7 logical array

   1   1   0   0   0   0   0

トラック履歴ロジック。trackHistoryLogic オブジェクトとして指定します。

historyLogic の最新のトラック履歴。logical ベクトルとして返されます。このベクトルの長さは、historyLogic の History プロパティの長さと同じです。最初の要素は最新の更新です。値 true はヒットを表し、値 false はミスを表します。

R2020a で導入