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negdist

負の距離重み関数

構文

Z = negdist(W,P)
dim = negdist('size',S,R,FP)
dw = negdist('dz_dw',W,P,Z,FP)

説明

negdist は重み関数です。重み関数は、入力に重みを適用して重み付けされた入力を返します。

Z = negdist(W,P) は、次の入力を取ります。

W

SR 列の重み行列

P

Q 個の入力 (列) ベクトルから成る RQ 列の行列

FP

関数パラメーターの行 cell 配列 (オプション、無視)

これは、負のベクトル距離から成る SQ 列の行列を返します。

dim = negdist('size',S,R,FP) は、層次元 S、入力次元 R、および関数パラメーターを取り、重みサイズ [SR 列] を返します。

dw = negdist('dz_dw',W,P,Z,FP) は、W に対する Z の微分を返します。

ここでは、ランダムな重み行列 W および入力ベクトル P を定義し、対応する重み付き入力 Z を計算します。

W = rand(4,3);
P = rand(3,1);
Z = negdist(W,P)

ネットワークの利用

competlayer または selforgmap を呼び出すことによって、negdist を使用する標準的なネットワークを作成できます。

入力の重みによって negdist が使用されるようにネットワークを変更するには、net.inputWeights{i,j}.weightFcn'negdist' に設定します。層の重みの場合には、net.layerWeights{i,j}.weightFcn'negdist' に設定します。

いずれの場合も、sim を呼び出し、negdist を使用してネットワークのシミュレーションを行います。

アルゴリズム

negdist は、以下のように負のユークリッド距離を返します。

z = -sqrt(sum(w-p)^2)

バージョン履歴

R2006a より前に導入