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mps.json.encode

MATLAB Production Server JSON スキーマを使用して MATLAB データを JSON テキストに変換

説明

text = mps.json.encode(data) は MATLAB® データをエンコードし、MATLAB Production Server™ の JSON スキーマで JSON テキストを返します。この JSON テキストを複数のプラットフォームで使用して、MATLAB Production Server のコンテンツをエンコードできます。

text = mps.json.encode(data,Name,Value) は、特定の入力ケースに対して、名前と値のペアの引数を 1 つ以上使用して追加オプションを指定します。たとえば、データ型を表すために定義された large または small の形式で data をエンコードすることを決定できます。

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3 行 3 列の魔方陣を JSON 形式でエンコードします。

mps.json.encode(magic(3))
ans =
    '[[8,1,6],[3,5,7],[4,9,2]]'

large 形式オプションを使用して、3 行 3 列の魔方陣を JSON でエンコードします。

mps.json.encode(magic(3),'Format','large')
ans =
    '{"mwdata":[8,3,4,1,5,9,6,7,2],"mwsize":[3,3],"mwtype":"double"}'

'NanInfType' オプションの 'object' を使用して、-InfNaN、および Inf を含む配列を JSON でエンコードします。

mps.json.encode([-Inf NaN Inf],'NaNInfType','object','Format','large')
ans =
    '{"mwdata":[{"mwdata":"-Inf"},{"mwdata":"NaN"},{"mwdata":"Inf"}], "mwsize":[1,3],"mwtype":"double"}'

入力引数

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MATLAB Production Server がサポートする MATLAB データ。数値、文字、logical、構造体、または cell として指定します。

名前と値の引数

オプションのペアの引数を Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定する必要がありますが、ペアの順序は考慮されません。

R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: mps.json.encode(data,'Format','large')

MATLAB データをエンコードする形式。'Format' と形式 'small' または 'large' で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

small 形式は JSON での MATLAB データ型のより単純な表現ですが、large 形式はより一般的な表現です。詳細については、MATLAB データ型の JSON 表現を参照してください。

dataNaNInf、および -Inf をエンコードする形式。'NaNInfType' と、JSON データ型 'string' または 'object' で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

可読性を高めるための text の書式設定。'PrettyPrint' と、logical 'true' または 'false' で構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

PrettyPrinttrue に設定すると、ユーザーに対する可読性が向上します。構文は mps.json.encode(magic(3),'PrettyPrint',true) です。

出力引数

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MATLAB Production Server の JSON スキーマの JSON 形式のテキスト。文字ベクトルとして返されます。

バージョン履歴

R2018a で導入