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[型の推奨] オプションの指定

型の推奨オプションを表示するには、MATLAB® Coder™ アプリの [固定小数点に変換] ページで、[設定] 矢印 をクリックします。

以下のオプションを使用できます。

推奨された型の基本設定説明

固定小数点型の推奨モード

指定された語長に対する小数部の長さを推奨

指定された語長をデータ型の推奨に使用し、オーバーフローが発生しない小数部の最小長を推奨します。

指定された小数部の長さに対する語調を推奨 (既定値)

指定された小数部の長さをデータ型の推奨に使用し、オーバーフローが発生しない最小語長を推奨します。

既定の語長

16 (既定値)

[固定小数点型の推奨モード][指定された語長に対する小数部の長さを推奨] に設定されている場合に使用する既定の語長

既定の小数部の長さ

4 (既定値)

[固定小数点型の推奨モード][指定された小数部の長さに対する語長を推奨] に設定されている場合に使用する既定の小数部の長さ

推奨される型の詳細設定説明

型を推奨する場合

メモ

手動で入力した静的範囲は常にシミュレーション範囲より優先されます。

シミュレーション範囲を無視

派生範囲に基づくデータ型の推奨

派生範囲を無視

シミュレーション範囲に基づいてデータ型を推奨

収集したデータをすべて使用 (既定値)

シミュレーション範囲と派生範囲の両方に基づいてデータ型を推奨

ターゲットのコンテナー タイプを推奨

あり

範囲を表現でき、C コード生成に適している最短の語長のデータ型を推奨 (8、16、32、64 ...)。たとえば、範囲が [0..7] の変数に対しては、語長に 3 ではなく 8 を推奨します。

いいえ (既定値)

値を表現するのに最低限必要な語長のデータ型を推奨

0 または正の整数を最適化

いいえ

シミュレーション中に、0 または正の整数であった変数に対して整数スケーリングを使用しない。

はい (既定値)

シミュレーション中に、0 または正の整数であった変数に対して整数スケーリングを使用。

符号属性

自動 (既定値)

各変数の範囲情報に応じて符号付きおよび符号なしのデータ型を推奨。

符号付き

符号付きデータ型を推奨。

符号なし

符号なしデータ型を推奨。

シミュレーションの最小/最大値に対する安全余裕 (%)

0 (既定値)

シミュレーションの最小値と最大値の安全余裕係数を指定します。

シミュレーションの最小値と最大値は、このパラメーターが指定する割合によって調整されることによって、シミュレーションの実行で得られた範囲とは異なった範囲を指定できます。たとえば 55 という値を指定した場合は、55 % 以上大きい範囲を指定することになります。-15 という値を指定した場合は、15 % まで小さい範囲が許されることになります。

検索パス

'' (既定の設定)

MATLAB ファイルを検索するパスのリストにパスを追加します。リスト項目はセミコロンで区切ります。

fimath の設定説明

丸め手法

Ceiling

生成された固定小数点データ型の fimath プロパティを指定。

既定の固定小数点演算プロパティは [Floor] の丸めと [Wrap] オーバーフローを使用します。これらは C の既定のアクションです。これらの設定により、最も効率的なコードが生成されますが、オーバーフローの問題が発生する可能性があります。

コード生成後、生成されたコードを最適化するために (または、オーバーフローを回避する、バイアスを消去するなどの目的で) 必要に応じてこれらの設定を変更し、検証を再実行します。

fimath プロパティについての詳細は、fimath オブジェクト プロパティ (Fixed-Point Designer)を参照してください。

Convergent

Floor (既定値)

Nearest

Round

Zero

オーバーフロー アクション

Saturate

Wrap (既定値)

乗算モード

FullPrecision (既定値)

KeepLSB

KeepMSB

SpecifyPrecision

加算モード

FullPrecision (既定値)

KeepLSB

KeepMSB

SpecifyPrecision

生成されるファイルの設定説明

生成された固定小数点ファイル名の接尾辞

_fixpt (既定値)

生成された固定小数点ファイル名に追加する接尾辞を指定します。たとえば、既定では test という名前のプロジェクトでスタティック ライブラリを生成すると、ファイルはサブフォルダー codegen\lib\test_fixpt 内に生成されます。生成されたスタティック ライブラリは test.lib という名前になりますが、生成された C コード ファイルには test_fixpt.c などの接尾辞が使用されます。

プロットとレポートの設定説明

カスタムのプロット関数

'' (既定の設定)

比較プロットで使用するカスタム プロット関数の名前を指定

シミュレーション データ インスペクターを用いてプロット

いいえ (既定値)

比較プロットにシミュレーション データ インスペクターを使用するかどうかを指定

はい

潜在的なデータ型の問題を強調表示

いいえ (既定値)

生成する HTML レポートで、潜在的なデータ型の問題を強調表示するかどうかを指定します。このオプションをオンにすると、MATLAB コード内で、単精度や倍精度、計算量の多い固定小数点演算を行う箇所が強調表示されます。

はい