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グローバルなデータ同期モード

グローバルなデータ同期モード

説明

アプリ構成ペイン: メモリ

構成オブジェクト: coder.MexCodeConfig

グローバルなデータ同期モード。

グローバル変数のコード生成を参照してください。

設定

グローバル データの説明定数のグローバル データの説明

'SyncAlways' (既定の設定)

この値が既定値です。

MEX 関数のエントリ時と終了時および外部の呼び出し時にグローバル データを同期することで、MATLAB® と生成される MEX 関数の間で最大の一貫性が確保されます。外部呼び出しがグローバル データを変更しない場合は、このオプションを coder.extrinsic -sync:off オプションと共に使用してこれらの呼び出しの同期化をオフにすると、パフォーマンスが最大になります。

MEX 関数のエントリ時と外部呼び出し後に定数のグローバル データの整合性を確認します。MATLAB グローバル ワークスペース内のグローバル データ値が MEX 関数内のコンパイル時の定数のグローバル値と一致しない場合、MEX 関数はエラーで終了します。特定の外部呼び出し後の整合性チェックをオフにするには、coder.extrinsic -sync:off オプションを使用します。

'SyncAtEntryAndExits'

MEX 関数のエントリ時と終了時のみグローバル データを同期します。少数の外部呼び出しのみがグローバル データを変更する場合、パフォーマンスを最大化するには、このオプションを coder.extrinsic -sync:on オプションと共に使用してこれらの呼び出しの同期化をオンにします。

MEX 関数のエントリ時のみに定数のグローバル データを確認します。MATLAB グローバル ワークスペース内のグローバル データ値が MEX 関数内のコンパイル時の定数のグローバル値と一致しない場合、MEX 関数はエラーで終了します。特定の外部呼び出し後の整合性チェックをオンにするには、coder.extrinsic -sync:on オプションを使用します。

'NoSync'

同期化を無効にします。同期化を無効にする前に、MEX 関数が MATLAB グローバル データとやり取りしていないことを確認します。そうでない場合は、MATLAB 関数と MEX 関数との間に不整合が生じる場合があります。

整合性チェックを無効にします。

MEX 関数エントリ時、終了時、および外部の呼び出し時

無効

MEX 関数エントリ時と終了時

プログラムでの使用

プロパティ: GlobalDataSyncMethod
値: 'SyncAlways' | 'SyncAtEntryAndExits' | 'NoSync'
既定の設定: 'SyncAlways'

バージョン履歴

R2011a で導入