Code Replacement Viewer
コード置換ライブラリの内容の調査
説明
コード置換ビューアーには、コード置換ライブラリとテーブルの内容が表示されます。このツールを使用してコード置換ライブラリを参照、選択するか、事前定義されたコード置換テーブルを表示します。カスタムのコード置換ライブラリを開発する場合、このビューアーを使用して以下のプロパティに対するテーブル エントリを確認できます。
引数の順序が正しい
概念引数名がコード ジェネレーターの命名規則に一致している
実装引数名が正しい
ヘッダーまたはソース ファイルの指定が欠落していない
I/O の種類が正しい
エントリの相対的な優先順位が正しい (優先順位が最も高いのは 0 で、優先順位が最も低いのは 100)
飽和または丸めモードの指定が欠落していない
ビューアーを開くときにライブラリ名を指定すると、ライブラリに含まれるコード置換テーブルがビューアーに表示されます。ビューアーを開くときにテーブル名を指定すると、そのテーブルの関数と演算子のコード置換エントリがビューアーに表示されます。このビューアーには定義されるコード置換テーブルのみを表示できます。コード置換テーブルの作成の詳細については、Define Code Replacement Library Optimizations (Embedded Coder)を参照してください。
省略されたエントリ情報
選択されたコード置換テーブル内のエントリが、各エントリの省略された情報と共にビューアーの中央のペインに表示されます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| Name | 置換対象の関数または演算子の名前または識別子 (たとえば、cos または RTW_OP_ADD)。 |
| Implementation | 実装関数の名前。[名前] と一致している場合も異なる場合もあります。 |
| NumIn | 入力引数の数。 |
| In1Type | 最初の概念入力引数のデータ型。 |
| In2Type | 2 番目の概念入力引数のデータ型。 |
| OutType | 概念出力引数のデータ型。 |
| Priority | エントリの一致の優先順位。選択されたコード置換ライブラリ内の同じ名前の他のエントリおよび概念引数リストを基準に優先順位が付けられます。優先順位の値は 0 から 100 の範囲で、最も優先順位が高いのは 0 です。既定の設定は 100 です。ライブラリで関数または演算子に 2 つの実装が提供されている場合、優先順位が高い方の実装が低い方よりも優先されます。 |
| UsageCount | 使用しません。 |
詳細なエントリ情報
中央のペインでエントリを選択すると、ビューアーにエントリの詳細が表示されます。
| フィールド | 説明 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 説明 | 表エントリのテキスト説明 (空であることも可能) | ||||||||
| キー | 置換対象の関数または演算子の名前または識別子 (たとえば、cos または RTW_OP_ADD) および概念入力引数の数。 | ||||||||
| 実装 | 実装関数の名前と実装入力引数の数。 | ||||||||
| 実装型 | 実装の型: 関数の場合は FCN_IMPL_FUNCT、マクロの場合は FCN_IMPL_MACRO。 | ||||||||
| 飽和モード | 実装関数がサポートする飽和モード。次のいずれかです。
| ||||||||
| 丸めモード | 実装関数がサポートする丸めモード。次の 1 つ以上です。
| ||||||||
| GenCallback file | 使用しません。 | ||||||||
| 実装ヘッダー | 実装関数を宣言するヘッダー ファイルの名前。 | ||||||||
| 実装ソース | 実装ソース ファイルの名前。 | ||||||||
| 優先順位 | エントリの一致の優先順位。選択されたコード置換ライブラリ内の同じ名前の他のエントリおよび概念引数リストを基準に優先順位が付けられます。優先順位の値は 0 から 100 の範囲で、最も優先順位が高いのは 0 です。既定の設定は 100 です。ライブラリで関数または演算子に 2 つの実装が提供されている場合、優先順位が高い方の実装が低い方よりも優先されます。 | ||||||||
| 合計使用回数 | 使用しません。 | ||||||||
| エントリ クラス | 現在のテーブル エントリをインスタンス化したクラス。 | ||||||||
| Conceptual arguments | 各概念引数の名前、I/O の種類 (RTW_IO_OUTPUT または RTW_IO_INPUT) およびデータ型。 | ||||||||
| Implementation | 各実装引数の名前、I/O の種類 (RTW_IO_OUTPUT または RTW_IO_INPUT)、データ型および配置要件。 |
固定小数点のエントリ情報
正味傾きの固定小数点パラメーターを指定する演算子のエントリを選択すると、ビューアーに固定小数点の情報が表示されます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| Net slope adjustment factor F | 正味傾きテーブル エントリの正味傾きファクター、F2E の傾き調整ファクター (F) 部分。この係数を固定小数点の乗算と除算の置き換えで使用して、一連の傾きおよびバイアス値を置き換え関数に割り当てます。 |
| Net fixed exponent E | 正味傾きテーブル エントリの正味傾きファクター、F2E の固定小数点の指数 (E) 部分。この固定小数点の指数を固定小数点の乗算と除算の置き換えで使用して、一連の傾きおよびバイアス値を置き換え関数に割り当てます。 |
| Slopes must be the same | コード置換要求処理で、引数 (入力および出力) の傾きが等しいことをチェックしなければならないかどうかを示します。この情報を固定小数点の加算と減算の置き換えで使用して、特定の傾きとバイアス値を破棄し、相対的な傾きおよびバイアス値を置き換え関数に割り当てます。 |
| Must have zero net bias | コード置換要求処理で、引数の正味バイアスがゼロであることをチェックしなければならないかどうかを示します。この情報を固定小数点の加算と減算の置き換えで使用して、特定の傾きとバイアス値を破棄し、相対的な傾きおよびバイアス値を置き換え関数に割り当てます。 |
Code Replacement Viewer を開く
MATLAB® コマンド プロンプトから crviewer を使用して開きます。
プログラムでの使用
バージョン履歴
R2014b で導入

