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Polyspace デスクトップ ユーザー インターフェイスのソース コード
このトピックでは、Polyspace® デスクトップ ユーザー インターフェイスに注目します。Polyspace Access™ Web インターフェイスでの同等のペインについては、Polyspace Access Web インターフェイスのソース コード (Polyspace Access)を参照してください。
[ソース] ペインには、ソース コードと、特定の色とアイコンで強調表示された結果が示されます。詳細は、Code Prover の結果とソース コードの色を参照してください。
[ソース] ペインでは次のアクションを実行できます。
ソース コードの検証
[ソース] ペインで、テキスト文字列を右クリックすると、コンテキスト メニューにコードを検証するオプションが示されます。たとえば、グローバル変数 PowerLevel
を右クリックすると、以下のように表示されます。
次のオプションを使用して、コードを検証してコード内を移動します。
現在のソース ファイル内で "PowerLevel" を検索 — [検索] ペインで現在のソース ファイル内の文字列の出現を一覧表示。
すべてのソース ファイルで "PowerLevel" を検索 — [検索] ペインですべてのソース ファイル内の文字列の出現を一覧表示。
すべての参照を検索 — [検索] ペインですべての参照を一覧表示。ソフトウェアは、グローバルおよびローカル変数、関数、型およびクラスについてこの機能をサポートする。
定義に移動 —
PowerLevel
の定義を含むコード行に移動。ソフトウェアは、グローバルおよびローカル変数、関数、型およびクラスについてこの機能をサポートする。Polyspace で定義を利用できない場合は、オプションを選択すると関数宣言に移動します。行に移動 — [行に移動] ダイアログ ボックスを開く。行番号を指定して [入力する] をクリックすると、指定したコード行が表示されます。
すべてのマクロを展開、または すべてのマクロを折りたたむ — 現在のソース ファイルのマクロの内容を表示または非表示。
変数範囲の表示
カーソルをチェックの上に置くと、その変数、オペランド、関数パラメーターおよび戻り値について、範囲情報が表示されます。
[ソース] ペインでキーワードまたは識別子に対するツールヒントがある場合、Polyspace では次のようになります。
チェックに関連付けられているキーワードまたは識別子には実線の下線が付く。
チェックに関連付けられていないキーワードまたは識別子には破線の下線が付く。
表示される範囲は、本ソフトウェアによって検証中に計算された範囲 (表示中に丸められた場合は、その範囲を "含む") と同じです。たとえば、浮動小数点変数の場合、ツールヒントには次の規則を使用して変数の範囲が示されます。
範囲は、次のように値のコレクションとして示されます。
1.0、2.0、NaN
、または区間[1.0 ..2.0]
.表示される範囲には、実際の変数範囲が "含まれます"。たとえば、範囲
[1.0 ..2.0]
は、変数が値0.9999
や2.0001
をもつ可能性がないことを示します。ただし、表示される範囲には、近似によって追加の値も含まれる可能性があります。
定数は、固定小数点 (
1.0、-2.0
など)、あるいは可読性を改善する場合は科学的形式 (1.0E+10、-1.2E-20
など) を使用して表示されます。ツールヒントには、丸められて表示されている値が明確に示されます。たとえば、値
1.0
は丸めとは関係しませんが、1.2345...
は、ゼロ方向の丸めによって表示される変数を示します。丸められる場合、表示される有効桁数は最低でも 5 桁になります。
コード ブロックの範囲の表示
[ソース] ペインでコードのブロックを強調表示するには、その左中かっこまたは右中かっこをクリックします。
複数のファイルの管理
[ソース] ペインでは、別個のタブとして複数のソース ファイルを表示できます。
[ソース] ペインのツール バーでビューを右クリックします。
[ソース] ペインのコンテキスト メニューから、次の操作ができます。
Close – 現在選択されているソース ファイルを閉じる。また、χ ボタンを使用してタブを閉じることができます。
Close Others – 現在選択されているファイル以外のソース ファイルをすべて閉じる。
Close All – ソース ファイルをすべて閉じる。
Next – 次のビューを表示。
Previous – 前のビューを表示。
New Horizontal Group – [ソース] ペインを上下に分割して別のファイルの下に選択されたソース ファイルを表示。
垂直タブ グループの新規作成 – [ソース] ペインを左右に分割して別のファイルとソース ファイルを並べる。
Floating – [ソース] ペインの外側にある新しいウィンドウに、現在のソース ファイルを表示。
マクロの展開と折りたたみ
ソース コード ビューでソース コード マクロのコンテンツを表示できます。コード情報バーに、マクロのあるソース コード行を特定する M
アイコンが表示されています。
このアイコンのある行をクリックすると、その行のマクロのコンテンツが表示されます。
通常のソース コードを再度表示するには、影付きの領域から離れた行 (たとえば矢印アイコンの上) をクリックします。
"すべて" のマクロの内容を表示または非表示にするには、以下の手順を実行します。
ソース コード ビューのいずれかの点を右クリックします。
コンテキスト メニューから、[すべてのマクロを展開] または [すべてのマクロを折りたたむ] のいずれかを選択します。
メモ
選択したチェックがマクロ内にある場合は、[結果の詳細] ペインでもマクロの内容を表示できます。
[ソース] ペインでは OSEK API マクロを展開できません。
関数の呼び出し元および呼び出し先の表示
[呼び出し階層] ペインで関数名をクリックすると、その関数の呼び出し元と呼び出し先を表示できます。
関数が定義されている場合、ソース コードには関数名が青色で表示されます。関数名をクリックすると、[呼び出し階層] ペインが更新されます。
関数が呼び出される場合、関数呼び出しには実行時チェックの色が表示されるか、表示されません。関数に実行時チェックの色がない場合 (以下の
func2
参照)、関数名をクリックして [呼び出し階層] ペインを更新します。関数に実行時チェックの色がある場合 (上記の
func
参照)、関数を右クリックして [定義に移動] を選択します。[呼び出し階層] ペインが更新され、呼び出し元と呼び出し先が表示されます。