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Polyspace デスクトップ ユーザー インターフェイスの結果の詳細

このトピックでは、Polyspace® デスクトップ ユーザー インターフェイスに注目します。Polyspace Access™ Web インターフェイスでの同等のペインについては、Polyspace Access Web インターフェイスの [結果の詳細] (Polyspace Access)を参照してください。

[結果のリスト] ペインでチェックを選択すると、追加情報が [結果の詳細] ペインに表示されます。

このペインでは、[重大度][ステータス] を各チェックに割り当てることもできます。また、コメントを入力して、レビューの結果についても記述できます。このアクションにより、レビューの過程を追跡しやすくなり、同じチェックを 2 度レビューすることがなくなります。

Polyspace Access から開いた結果の場合、次のこともできます。

  • 結果へのレビュー担当者の割り当て。レビュー担当者は、自分に割り当てられた結果のみが表示されるように [結果のリスト] をフィルター処理できます。

  • JIRA などのバグ トラッキング ツール (BTT) でのチケットの作成。チケットを作成すると、その欠陥の [結果の詳細] にチケット ID が表示されます。ID をクリックすると、BTT インターフェイスでチケットが開きます。

Polyspace Access から結果を開くまたはエクスポートする (Polyspace Access)を参照してください。

トレースバックの表示

[結果の詳細] ペインで、チェックの原因となった一連の命令 (トレースバック) を表示できる場合があります。各命令を選択すると、ソース コード内の命令に移動できます。

トレースバックには以下の列が表示されます。

説明
イベント

欠陥に関連するコード命令。

たとえば、ループ内で [範囲外の配列インデックス] エラーが発生すると、ループ内で発生する配列インデックスに対する更新が [結果の詳細] ペインに表示されることがあります。この更新ステートメントは配列へのアクセスの前または後にコードで物理的に行われる可能性があります。ただし、このステートメントはループ内で行われるため、配列へのアクセスに関連しています。

スコープ

命令を含む関数。命令が関数に含まれない場合は、この列に命令を含むファイルがリストされます。

命令の行番号。

エラー呼び出しのグラフの表示

[結果の詳細] ペインのツール バーにある [エラー呼び出しのグラフを表示] アイコン をクリックして、結果に関連付けられているコードにつながる呼び出し順序を表示します。

グローバル変数の場合、このグラフには、グローバル変数での読み取りおよび書き込み操作の呼び出し順序が示されます。

呼び出し階層と変数アクセスの表示

[結果の詳細] ペインから [呼び出し階層] および [変数アクセス] ペインを開くことができます。