polyspace.BugFinderResults

Polyspace Bug Finder の結果を MATLAB から読み取る

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説明

Polyspace®Bug Finder™ の解析結果を、このオブジェクトを使用して MATLAB® table に読み取ります。欠陥の事例など、結果や詳細の大まかな概要を入手できます。

メモ

MATLAB から Polyspace を実行する前に、Polyspace インストールと MATLAB インストールをリンクしなければなりません。MATLAB や Simulink との Polyspace の統合またはPolyspace Server 製品と MATLAB との統合を参照してください。

作成

構文

resObj = polyspace.BugFinderResults(resultsFolder)
proj = polyspace.Project; resObj = proj.Results;

説明

resObj = polyspace.BugFinderResults(resultsFolder) では、Bug Finder の結果の特定のセットを MATLAB table に読み取るためのオブジェクトが作成されます。このオブジェクトのメソッドを使用して結果を読み取ります。

例

proj = polyspace.Project; resObj = proj.Results; は、Results プロパティを使用して polyspace.Project オブジェクトを作成します。Bug Finder 解析を実行する場合、このプロパティは polyspace.BugFinderResults オブジェクトです。

例

入力引数

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結果フォルダー名を文字ベクトルとして指定します。フォルダーには、拡張子 .psbf の付いた結果ファイルを直接格納する必要があります。結果ファイルが指定されたフォルダーの "サブフォルダー" にある場合でも、結果ファイルにアクセスできません。

ファイルが現在のフォルダーに存在しない場合、resultsFolder は絶対パスまたは相対パスを含んでいなければなりません。

例: 'C:\Polyspace\Results\'

オブジェクト関数

getSummary結果タイプ (Bug Finder) または色とファイル (Code Prover) で整理された Polyspace の結果の数を表示する
getResultsBug Finder または Code Prover の結果のすべてのインスタンスを表示する

例

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この例では、MATLAB から Bug Finder の解析結果を読み取る方法を示します。

デモの結果セットを一時フォルダーにコピーします。

resPath=fullfile(polyspaceroot,'polyspace','examples','cxx','Bug_Finder_Example',...
'Module_1','BF_Result');
userResPath = tempname;
copyfile(resPath,userResPath);

結果オブジェクトを作成します。

resObj = polyspace.BugFinderResults(userResPath);

このオブジェクトを使用して結果を MATLAB table に読み取ります。

resSummary = getSummary (resObj);
resTable = getResults (resObj);

デモ ファイル numerical.c に Polyspace Bug Finder 解析を実行します。以下のオプションを構成します。

  • コンパイラとして GCC 4.9 を指定します。

  • 結果を現在の作業フォルダーの results サブフォルダーに保存します。

proj = polyspace.Project;

% Configure analysis
proj.Configuration.Sources = {fullfile(polyspaceroot, 'polyspace',... 
    'examples', 'cxx', 'Bug_Finder_Example', 'sources', 'numerical.c')};
proj.Configuration.TargetCompiler.Compiler = 'gnu4.9';
proj.Configuration.ResultsDir = fullfile(pwd,'results');

% Run analysis
bfStatus = run(proj, 'bugFinder');

% Read results
resObj = proj.Results;
bfSummary = getResults(resObj, 'readable');

バージョン履歴

R2017a で導入