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本体内の行数

説明

このメトリクスは関数本体内の行数を計算します。このメトリクスの値を計算するときに、Polyspace® は宣言、コメント、空行、中かっこおよびプリプロセッサ命令を含みます。このメトリクスを計算するとき、メンバー関数の初期化リストは関数本体内にあるものと見なされます。

関数本体が #include 命令を含む場合、インクルードされたファイルのソース コードがこのメトリクスの一部として計算されます。

C++ 関数テンプレートの場合、このメトリクスは計算されず、その値は Not computed として報告されます。

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void func(int);


int getSign(int arg) {
    int sign;
    if(arg<0) {
        sign=-1;
        func(-arg);
        /* func takes positive arguments */
    }
    else if(arg==0)
        sign=0;
    else {
        sign=1;
        func(arg);
    }
    return sign;
}

この例では、getSign の実行可能行数は 13 です。計算には次が含まれます。

  • 宣言 int sign;

  • コメント /* ... */

  • 中かっこのみの 2 行。

class A {
    bool val;
    char c;
    int i;
public:
    A();
    void foo();
};

void A::foo() {}

A::A(): val(false),  
        c('A'),      
        i(42)        
{}

この例では、関数 A::foo() に実行可能行がありません。この関数では、メトリクスの値はゼロになります。メンバー関数 A::A() の初期化リストには 3 つの初期化が含まれています。Polyspace では、これらの初期化が関数本体内にあるものと見なされます。この関数には明示的な return ステートメントが含まれていないため、コンパイラは暗黙的な return ステートメントを生成します。暗黙的な return と初期化を含め、A::A() でのこのメトリクスの値は 4 になります。

メトリクス情報

グループ: 関数
頭字語: FLIN
HIS メトリクス:いいえ

バージョン履歴

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