このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

MPLAB XC8 C コンパイラ (-compiler microchip)

MPLAB XC8 C コンパイラの指定

説明

MPLAB XC8 C コンパイラを使用してコードをコンパイルする場合は、[コンパイラ] (-compiler) オプションとして [microchip] を指定します。コンパイラを指定することによって、規格に含まれていなくても言語拡張に含まれている構文によるコンパイル エラーを回避できます。

次に、ターゲット プロセッサ タイプを指定します。[コンパイラ] として [microchip] を選択すると、ユーザー インターフェイスに、MPLAB XC8 C コンパイラで許容されるプロセッサのみが表示されます。選択するターゲット プロセッサに応じて、基本的なデータ型のサイズ、ターゲット マシンのエンディアンおよび特定のキーワード定義が決まります。

[microchip] コンパイラを指定する場合は、コンパイラ ヘッダー ファイルへのパスを指定しなければなりません。Polyspace 解析への標準ライブラリ ヘッダーの指定を参照してください。

設定

ターゲットでは、基本的な型に対して以下のビット サイズが既定で使用されます。ユーザー インターフェイスには、これらのサイズが表示されません。

ターゲットcharshortintlonglong longfloatdoublelong doubleptrchar の既定の符号エンディアンアライメントsize_t の定義wchar_t の定義
pic81616326432323216符号なしリトル8符号なし int 型long

コンパイラの仕様では、多くのコンパイラ固有のマクロの値も決定されます。Polyspace® で特定のマクロがどのように定義されるかを確認するには、オプション -dump-preprocessing-info を使用します。

ヒント

  • Polyspace は、AVR、TinyAVR、MegaAVR、XMEGA、SAM32 などの Atmel のプロセッサ ファミリをサポートしていません。

  • Polyspace は、CPP/P1 または C18 Microchip フロントエンドをサポートしていません。このフロントエンドは、標準の C90 バージョンでコードをコンパイルしたときにコンパイラによってアクティブにされます。

  • IDE で Polyspace as You Code の拡張機能を使用する場合は、このオプションを解析オプション ファイルに入力します。オプション ファイルを参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: -compiler microchip -target
値: pic
既定値: pic
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -compiler microchip -target pic
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -compiler microchip -target pic
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -compiler microchip -target pic
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -compiler microchip -target pic

バージョン履歴

R2020a で導入

参考

|

トピック