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-disable-concurrency-detection

マルチタスキング関数の自動検出の無効化

構文

-disable-concurrency-detection

説明

-disable-concurrency-detection は、サポートされているマルチタスキング関数の同時実行の自動検出を無効にします。

Polyspace® は、以下を含むさまざまなライブラリに含まれているマルチタスキング関数を自動的に検出できます。

  • POSIX®

  • VxWorks®

  • Windows®

  • μC/OS II

  • μC/OS III

  • C++11

  • C11

Polyspace で検出できるマルチタスキング ルーチンを参照してください。

これらの関数の自動検出では、過剰な数のタスクが検出されて Polyspace 解析の速度を低下させる可能性があります。そのような場合は、このオプションを使用して自動検出を無効にしてください。代わりに、[タスク] (-entry-points) [クリティカル セクション詳細] (-critical-section-begin -critical-section-end) [時間的に排他なタスク] (-temporal-exclusions-file) などの解析オプションを使用して、手動でマルチタスキング解析を構成します。Polyspace マルチタスキング解析の手動設定を参照してください。

ユーザー インターフェイス (Polyspace デスクトップ製品のみ) では、[構成] ペインの [その他] フィールドにこのオプションを入力します。Otherを参照してください。

このオプションを使用して、マルチタスキング関数の自動検出を無効にします。その後、次のようにマルチタスキング解析を手動で構成します。

polyspace-bug-finder -checkers concurrency -disable-concurrency-detection -entry-points foo1,foo2,foo3

ヒント

このオプションは、Polyspace as You Code 解析では役立ちません。