AUTOSAR Adaptive モデルのエクスターナル モード シミュレーション用の構成
Embedded Coder® Support Package for Linux® Applications を使用すると、AUTOSAR Adaptive モデルを XCP 通信チャネルを使用したエクスターナル モード シミュレーション用に構成できます。サポート パッケージは MATLAB ホームの [アドオン] ボタンからインストールします。サポート パッケージの詳細については、Support Package Installation (Embedded Coder)を参照してください。
エクスターナル モード シミュレーションを有効にする手順は次のとおりです。
AUTOSAR Adaptive モデルを開きます。
[ハードウェア実行] の [ハードウェア ボード] コンフィギュレーション パラメーターを
[Embedded Coder Linux Docker Container]
に設定します。メモ
[Embedded Coder Linux Docker Container]
は、Embedded Coder Support Package for Linux Applications がインストールされている場合にのみ表示されます。[コード生成] 、 [AUTOSAR コード生成] の [XCP サーバー設定] ペインで、[トランスポート層] パラメーターを
[XCP On TCP/IP]
に設定します。[コード生成] 、 [AUTOSAR コード生成] 、 [XCP サーバー設定] セクションで、XCP 通信用のターゲット マシンの IP アドレスとポート番号を指定します。
[コード生成] セクションの [インターフェイス] ペインで、[エクスターナル モード] オプションを有効にします。
信号のログを記録するには、[シミュレーション] セクションの [準備] ペインで、ログを記録する信号を選択して [信号のログ] をクリックします。
Simulink アプリ ギャラリーから Linux ランタイム マネージャーを開きます。あるいは、MATLAB コマンド ウィンドウで次のコマンドを入力します。
linuxRuntimeManager
Linux ターゲット マシンにモデルを展開します。詳細については、Build Simulink Model and Deploy Application (Embedded Coder)を参照してください。
Linux ランタイム マネージャーでモデルを選択し、[監視と調整] ボタンをクリックします。これによりアプリケーションが起動し、エクスターナル モード シミュレーションが開始されます。
参考
Linux ランタイム マネージャー (Embedded Coder)