Main Content

NvMServiceCaller

AUTOSAR NVRAM Manager (NvM) サービス インターフェイス NvMService の呼び出し

  • NvMServiceCaller block

ライブラリ:
AUTOSAR Blockset / Classic Platform / Basic Software / NVRAM Manager (NvM)

説明

AUTOSAR 規格では、NVRAM Manager (NvM) サービスを AUTOSAR ランタイム環境 (RTE) で実行される基本ソフトウェア (BSW) の一部として定義しています。AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントは、クライアント/サーバー呼び出しを介して NvM サービスにアクセスします。NvMServiceCaller ブロックは AUTOSAR NvM サービス インターフェイス NvMService を呼び出して、指定したオペレーションを初期化します。

パラメーター

すべて展開する

AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントが NvM サービス インターフェイス NvMService の呼び出しに使用するクライアント ポートの名前を入力します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: PortName
型: 文字ベクトル
値: 'NvMService' | 一意の名前
既定の設定: 'NvMService'

AUTOSAR ソフトウェア コンポーネントが NvM サービス インターフェイス NvMService から呼び出すオペレーションを選択します。オペレーションは AUTOSAR 規格で定義されます。オペレーションを選択すると、オペレーションをサポートするためにブロックの入力端子と出力端子が生成されます。

[オペレーション] パラメーターは、モデルにおいて現在指定されているスキーマでサポートされているオペレーションに設定する必要があります。ブロック パラメーター ダイアログのオペレーションのリストは、現在のスキーマでサポートされているオペレーションを反映しています。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Operation
型: 文字ベクトル
値: 'GetDataIndex' | 'GetErrorStatus' | 'EraseNvBlock' | 'InvalidateNvBlock' | 'ReadBlock' | 'RestoreBlockDefaults' | 'SetDataIndex' | 'SetRamBlockStatus' | 'WriteBlock'
既定の設定: 'GetDataIndex'

オペレーションで読み取りまたは書き込みを行うデータのデータ型および次元を指定する MATLAB 式。

  • 多次元データ型を指定するには、int8([1 1; 1 1]) のような配列構文を使用できます。

  • 構造化データ型を指定するには、Simulink.Parameter データ オブジェクトを作成して Simulink.Bus オブジェクトで型を指定し、パラメーター名を参照します。

例については、Simulink Function ブロックの引数の指定を参照してください。

依存関係

[オペレーション]ReadBlockRestoreBlockDefaults または WriteBlock に設定されている場合、このパラメーターを指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: ArgumentSpecification
型: 文字ベクトル
値: 'uint8(1)' | 文字ベクトル
既定の設定: 'uint8(1)'

ブロックのサンプル時間。既定の設定では、ブロックはそのサンプル時間をモデルから継承するように設定されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: st
型: スカラー
値: '-1' | スカラー
既定の設定: '-1'

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2016b で導入

すべて展開する