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find

AUTOSAR 要素の検索

R2023a 以降

構文

modelElementsFound = find(slMap,category)

説明

modelElementsFound = find(slMap,category) は、タイプ category のモデル要素のハンドル、パス、または名前の配列を返します。

例

Simulink マッピングでのモデル状態の検索

モデル autosar_swc の Simulink® コード マッピングで、モデル ワークスペース パラメーターを検索します。

open_system("autosar_swc");
mapObj = autosar.api.getSimulinkMapping("autosar_swc");
states = find(mapObj,"States")

states = 
"autosar_swc/Integrator"

入力引数

slMap — モデルの Simulink から AUTOSAR へのマッピング情報

SimulinkMapping オブジェクト

以前に slMap = autosar.api.getSimulinkMapping(model) によって返されたモデルの Simulink から AUTOSAR へのマッピング情報。model は、モデルを表すハンドル、文字ベクトル、または string スカラーです。

例: mapObj

category — モデル要素のカテゴリ

"DataStores" | "DataTransfers" | "Inports" | "ModelParameters" | "ModelParameterArguments" | "Outports" | "Signals" | "States"

モデル コード マッピングで検索するモデル要素のカテゴリ。次の表に示されている値のいずれかとして指定します。

カテゴリ	説明
"Inports"	指定したモデル内にある入力端子のブロック ハンドルの配列
"Outports"	指定したモデル内にある出力端子のブロック ハンドルの配列
"Signals"	指定したモデル内にある信号のブロック ハンドルの配列
"States"	指定したモデルにあるすべての状態のパス ハンドルを含む cell 配列
"DataStores"	指定したモデルにあるすべてのデータ ストアのパス ハンドルを含む配列
"DataTransfers"	指定したモデルにあるすべてのデータ転送のブロック ハンドルを含む cell 配列
"Functions"	指定したモデルにある関数名の string 配列
"FunctionCallers"	指定したモデルにあるすべての Function Caller ブロックのブロック ハンドルを含む cell 配列
"ModelParameterArguments"	指定したモデルにあるモデル パラメーター引数名を含む cell 配列

出力引数

modelElementsFound — 見つかったモデル要素

配列 | string ベクトル

見つかったモデル要素。オブジェクトの配列かオブジェクトのパスまたは名前の string ベクトルとして返されます。各オブジェクトまたは string は指定されたカテゴリのモデル要素を識別します。

カテゴリ	返されるオブジェクトのタイプ
Inports、Outports、および Signals	ブロック ハンドル
States	パス ハンドル
DataStores	ブロック ハンドル
DataTransfers	ブロック ハンドル
Functions	関数
FunctionCallers	Function Caller ブロックのブロック ハンドル
ModelParameterArguments	モデル パラメーター引数名

バージョン履歴

R2023a で導入

参考

autosar.api.getSimulinkMapping