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smithplot

測定データをスミス チャートにプロットする

説明

smithplot(data) は、data で指定された入力データに基づいてスミス チャートを作成します。

メモ

  • スミス チャートは、反射係数 (通常 S11 または S22) と正規化されたインピーダンスの関係を示すためによく使用されます。

  • smithplot 関数は smithchart 関数に代わるものです。 (R2023b 以降)

smithplot(frequency,data) は、周波数とデータの値に基づいてスミス チャートを作成します。

smithplot(ax,___) は、現在の axes ハンドルではなく、ユーザー定義の axes ハンドル ax を使ってスミス チャートを作成します。ネットワーク パラメーター オブジェクトでは、axes ハンドルがサポートされていません。このパラメーターは、前述した 2 つの構文のどちらでも使用できます。

smithplot(hnet) は、hnet 内のすべてのネットワーク パラメーター オブジェクトをプロットします。

smithplot(hnet,i,j) は、hnet の (i, j) 番目のパラメーターをプロットします。hnet はネットワーク パラメーター オブジェクトです。

smithplot(hnet,[i1,j1;i2,j2;....,in,jn]) は、hnet の複数のパラメーター (i1, j1, i2, j2, …, in, jn) をプロットします。hnet はネットワーク パラメーター オブジェクトです。

s = smithplot(___) によってスミス チャートのオブジェクト ハンドルが返されるため、プロットをカスタマイズして測定値を追加することができます。

s = smithplot('gco') は、現在のプロットについて、スミス チャートのオブジェクト ハンドルを返します。この構文は、関数ハンドル p が返されない場合や保持されない場合に役立ちます。

smithplot(___,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアの引数で指定された追加のプロパティを使ってスミス チャートを作成します。Name はプロパティ名、Value は対応するプロパティ値です。Name1, Value1, ..., NameN, ValueN のように、任意の順序で名前と値のペアの引数を複数指定できます。指定されなければ、プロパティは既定値を保持します。

プロパティの一覧については、SmithPlot Properties (RF Toolbox) を参照してください。

メモ

プロパティ 'Parent' を使用すると、スミス チャートがプロットされる場所を制御できます。Figure、UI Figure、UI パネルなどをターゲットにすることができます。

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YZ 平面にストリップ ダイポール アンテナを作成します。60 MHz から 90 MHz まで、150 kHz 間隔でダイポール アンテナの複素 S パラメーターを計算します。

d = dipole; 
freq = linspace(60e6,90e6,200);
s = sparameters(d,freq);

S11 をスミス チャートにプロットします。

hg = smithplot(s,1,1,'GridType','ZY');
hg.LineStyle = '--'

Figure Smith Chart contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type line. This object represents S11 .

hg = 
  smithplot with properties:

         Data: [200×1 double]
    Frequency: [200×1 double]

   Show all properties, methods

スミス プロットの対話型メニュー

ラインとマーカーのスタイルを変更するには、スミス チャートの対話型メニューを使用します。

ダイポール d の S パラメーターのスミス チャートをプロットします。

smithplot(s)

S11 の行を右クリックすると、対話型メニューの DATASET 1 が表示されます。[ライン スタイル] を '-.' に設定し、[プロパティ...]、[ライン幅] を '2' に設定し、スミス チャートの S11 ラインのスタイルと幅を変更します。

変更内容がスミス チャートに反映されます。

S パラメーターのデータを読み取ります。

amp = read(rfckt.amplifier,'default.s2p');
Sa = sparameters(amp);

S パラメーターのデータを Y パラメーターに変換してスミス プロットにプロットします。

Ya = yparameters(Sa);
smithplot(Ya,2,2)

同じプロットに Z パラメーターのデータを追加します。

Za = zparameters(Sa);
Z12 = rfparam(Za,1,2);
Freq = Za.Frequencies;
s = smithplot('gco');
add(s, Freq, Z12);

入力引数

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入力データ。複素ベクトルまたは複素行列として指定します。

行列 D の場合、D の列は独立したデータ セットです。ND 列の配列の場合、次元 2 以上は独立したデータ セットです。

データ型: double
複素数のサポート: あり

周波数データ。実数ベクトルとして指定します。

データ型: double

入力オブジェクト。ネットワーク パラメーター オブジェクトとして指定します。

データ型: double

RF バジェット オブジェクト。rfbudget (RF Toolbox) オブジェクトとして指定します。

出力引数

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スミス チャートのオブジェクト ハンドル。このハンドルを使用してプロットをカスタマイズし、MATLAB® コマンドを使用して測定値を追加することができます。

ヒント

  • smithplot 内のすべての Name,Value のペアのプロパティを一覧表示するには、details(s) を使用します。プロパティを使用することで、スミス チャートから任意のデータを抽出できます。たとえば、s = smithplot(data,'GridType','Z') は、スミス チャートのインピーダンス データ グリッドを表示します。

  • smithplot のプロパティの一覧については、SmithPlot Properties (RF Toolbox)を参照してください。

  • smithplot の対話型メニューを使用することで、ラインとマーカーのスタイルを変更できます。

バージョン履歴

R2017b で導入

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参考

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