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alphabeta

入射角と横滑り角を計算する

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構文

[incidence sideslip] = alphabeta(velocities)

説明

[incidence sideslip] = alphabeta(velocities) は、速度ベクトル velocities と物体との間の m 入射角と横滑り角incidence と sideslip を計算します。

メモ

  • 固定翼機の場合、alphabeta 関数によって計算される角度 α は、相対風と機体の縦軸の間の角度です。この角度は、多くの航空宇宙工学の参考文献では迎角として表記されています。alphabeta では、この角度を入射角と呼んでいます。

  • 垂直離着陸 (VTOL) 構成の場合、計算に使用する方程式は固定翼機の場合と同じです [1]。ただし、巡航とホバリングの間の遷移を伴う操縦では、速度が低いかゼロの値となり、誤った入射角と横滑り角が生じるシナリオが発生する可能性があります。したがって、VTOL 構成の解析にこの機能を使用することはお勧めしません。

例

例

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ライブ スクリプトを開く

1 つのアレイの速度に対する入射角と横滑り角を決定します。 

[alpha beta] = alphabeta([84.3905  33.7562  10.1269])
alpha = 
0.1194

beta = 
0.3780
ライブ スクリプトを開く

この例では、2 つの配列の速度に対する入射角と横滑り角を決定する方法を示します。

[alpha beta] = alphabeta([50 20 6; 5 0.5 2])
alpha = 2×1

    0.1194
    0.3805


beta = 2×1

    0.3780
    0.0926
ライブ スクリプトを開く
[alpha beta] = alphabeta([84.3905  33.7562  10.1269])
alpha = 
0.1194

beta = 
0.3780
ライブ スクリプトを開く

2 つのアレイの速度に対する入射角と横滑り角を決定します。

[alpha beta] = alphabeta([50 20 6; 5 0.5 2])
alpha = 2×1

    0.1194
    0.3805


beta = 2×1

    0.3780
    0.0926

入力引数

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ボディ軸の速度ベクトル。m 行 3 列の配列として指定されます。

例: [84.3905 33.7562 10.1269]

データ型: double

出力引数

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入射角はラジアン単位のスカラーとして返されます。

横滑り角。ラジアン単位のスカラーとして返されます。

参照

[1] C. Venkatesan, Fundamentals of Helicopter Dynamics: CRC Press, 261. Boca Raton, FL 2015.

バージョン履歴

R2006b で導入

参考

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外部の Web サイト