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Turbofan Engine System

コントローラによるターボファンエンジンの一次表現の実装

  • Turbofan Engine System block

ライブラリ:
Aerospace Blockset / Propulsion

説明

Turbofan Engine System ブロックは、特定のスロットル位置、マッハ数、高度におけるターボファン エンジンとコントローラーの推力と燃料質量流量を計算します。このシステムの詳細については、アルゴリズム を参照してください。

Turbofan Engine System ブロック アイコンには、Units パラメータから選択された入力単位と出力単位が表示されます。

制限

  • 大気は標準的な昼間の状態であり、理想気体です。

  • マッハ数は1.0未満に制限されます。

  • このエンジン システムは表示目的のみに使用されます。参照モデルとして使用することを意図したものではありません。

  • このエンジンシステムは、高いバイパス比を持つと想定されています。

端子

入力

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スロットル位置。スカラーまたはベクトルとして指定します。この値は 0 から 1 まで変化し、それぞれスロットルなしと全開に対応します。

データ型: double

スカラーとして指定されたマッハ数。

データ型: double

高度は、Units パラメータで指定された単位で、スカラーまたはベクトルとして指定されます。

データ型: double

Units パラメータで指定された単位で、スカラーまたはベクトルとして指定された初期推力。

依存関係

このポートを有効にするには、Initial thrust sourceExternal に設定します。

データ型: double

出力

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推力は、Units パラメータで指定された単位で、スカラーまたはベクトルとして返されます。

データ型: double

燃料流量は、Units パラメータ単位で指定された単位(1 秒あたり)でスカラーまたはベクトルとして返されます。

データ型: double

パラメーター

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入力および出力単位。次のように指定します。

単位高度推力燃料流量
Metric (MKS) メートルニュートンキログラム/秒
English ポンド力ポンド質量/秒

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: units
: 文字ベクトル
: 'Metric (MKS)' | 'English'
既定の設定: 'Metric (MKS)'

初期推力は次のように指定されます:

Internal

Initial thrust パラメータの値を使用します。

External

初期推力値には外部入力を使用します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: ic_source
: 文字ベクトル
: 'Internal' | 'External'
既定の設定: 'Internal'

初期推力値。double スカラーとして指定されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: IC
: 文字ベクトル
: double スカラー
既定の設定: '0'

海面での最大推力。マッハ値 0 での、2 倍のスカラーとして指定されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Fmax
: 文字ベクトル
: double スカラー
既定の設定: '45000'

海面での最速エンジン時間。二重スカラーとして指定されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: tau
: 文字ベクトル
: double スカラー
既定の設定: '1'

海面での推力比燃料消費量。指定された推力単位あたり時間当たりの指定された質量単位で、2 倍のスカラーとして指定されます。

  • マッハ値0

  • 最大推力

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: SFC
: 文字ベクトル
: double スカラー
既定の設定: '0.35'

エンジンの取り付けによる推力の損失を表す係数。double 値として指定されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Nt
: 文字ベクトル
: double スカラー
既定の設定: '0.9'

アルゴリズム

このシステムは、推力、推力比燃料消費量 (TSFC)、およびエンジン時間定数の単位のないヒューリスティック ルックアップ テーブルを備えた一次システムによって表されます。ルックアップ テーブル データの場合、推力はスロットル位置とマッハ数の関数であり、TSFC は推力とマッハ数の関数であり、エンジン時間定数は推力の関数です。単位のないルックアップ テーブルの出力は、相対圧力比 δ と相対温度比 θ を使用して高度に対して補正され、最大海面静推力、海面静力学における最速エンジン時定数、海面静推力の比燃料消費量、およびインストール済み推力と未インストール推力の比によってスケーリングされます。

参照

[1] Aeronautical Vestpocket Handbook, United Technologies Pratt & Whitney, August, 1986.

[2] Raymer, D. P., Aircraft Design: A Conceptual Approach, AIAA Education Series, Washington, DC, 1989.

[3] Hill, P. G., and C. R. Peterson, Mechanics and Thermodynamics of Propulsion, Addison-Wesley Publishing Company, Reading, Massachusetts, 1970.

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入