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cot
シンボリック余接関数
構文
説明
例
数値引数およびシンボリック引数に対する余接関数
引数に応じて、cot
は浮動小数点解またはシンボリック厳密解の結果を返します。
次の数値について余接関数を計算します。これらの数値はシンボリック オブジェクトではないため、cot
は浮動小数点の結果を返します。
A = cot([-2, -pi/2, pi/6, 5*pi/7, 11])
A = 0.4577 -0.0000 1.7321 -0.7975 -0.0044
シンボリック オブジェクトに変換された数値に対する余接関数を計算します。ほとんどのシンボリックな (厳密な) 数値に対して、cot
は未解決のシンボリックな呼び出しを返します。
symA = cot(sym([-2, -pi/2, pi/6, 5*pi/7, 11]))
symA = [ -cot(2), 0, 3^(1/2), -cot((2*pi)/7), cot(11)]
vpa
を使用し、これらの解を浮動小数点数で近似します。
vpa(symA)
ans = [ 0.45765755436028576375027741043205,... 0,... 1.7320508075688772935274463415059,... -0.79747338888240396141568825421443,... -0.0044257413313241136855482762848043]
余接関数のプロット
余接関数を から までの範囲でプロットします。
syms x fplot(cot(x),[-pi pi]) grid on
余接関数を含む式の処理
diff
、int
、taylor
、rewrite
などの多くの関数は cot
を含む式を処理することができます。
余接関数の 1 次および 2 次導関数を求めます。
syms x diff(cot(x), x) diff(cot(x), x, x)
ans = - cot(x)^2 - 1 ans = 2*cot(x)*(cot(x)^2 + 1)
余接関数の不定積分を求めます。
int(cot(x), x)
ans = log(sin(x))
x = pi/2
の場合の cot(x)
のテイラー級数展開を求めます。
taylor(cot(x), x, pi/2)
ans = pi/2 - x - (x - pi/2)^3/3 - (2*(x - pi/2)^5)/15
余接関数を、正弦関数と余弦関数に書き換えます。
rewrite(cot(x), 'sincos')
ans = cos(x)/sin(x)
余接関数を指数関数に書き換えます。
rewrite(cot(x), 'exp')
ans = (exp(x*2i)*1i + 1i)/(exp(x*2i) - 1)
cot
関数による単位の評価
cot
は、自動的に radian
、degree
、arcmin
、arcsec
、および revolution
の単位を数値的に評価します。
x
° および 2
ラジアンの余接を求めることで、この挙動を示します。
u = symunit; syms x f = [x*u.degree 2*u.radian]; cotf = cot(f)
cotf = [ cot((pi*x)/180), cot(2)]
subs
を使用して x
への代入を行い、double
または vpa
を使用して、cotf
を計算することができます。