ドキュメンテーション

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マスク エディターの概要

マスクはブロックの内容を非表示にするブロックのカスタム ユーザー インターフェイスであり、独自のアイコンとパラメーター ダイアログ ボックスをもつ Atomic ブロックとしてユーザーに表示します。

[マスク エディター] ダイアログ ボックスは、ブロック マスクの作成およびカスタマイズに役立ちます。マスクを作成または編集するときに [マスク エディター] ダイアログ ボックスが開きます。次のいずれかのオプションから [マスク エディター] ダイアログ ボックスにアクセスできます。

マスクを作成するには、次の手順を実行します。

  • [ブロック線図][マスク][マスクの作成] をクリックします。

  • ブロックを右クリックし、[マスク][マスクの作成] を選択します。

マスクを編集するには、次の手順を実行します。

  • [ブロック線図][マスク][Edit Mask] をクリックします。

  • ブロックを右クリックし、[マスク][Edit Mask] を選択します。

    メモ:   キーボード ショートカット Ctrl + M を使用して [マスク エディター] を開くこともできます。

[マスク エディター] ダイアログ ボックスには、一連のタブ形式のペインが含まれています。各ペインでマスクの機能を定義できます。タブは次のとおりです。

[アイコンと端子] ペイン

[アイコンと端子] ペインは、説明テキスト、状態方程式、イメージおよびグラフィックスを含むブロック アイコンの作成に役立ちます。

[アイコンと端子] ペインは、次のセクションに分かれています。

  • オプション: マスク アイコンに適用できるさまざまなコントロールのリストを示します。

  • プレビュー: [ブロック マスク] アイコンのプレビューを表示します。

  • アイコンを描画するコマンド: MATLAB コードを使用してマスク アイコンを描画できるようにします。

オプション

左側のペインで利用可能な [オプション] は、マスク アイコンに属性を指定できるようにするコントロールのリストです。次のオプションがあります。

ブロックのフレーム-  ブロック フレームはブロックを囲む四角形です。[ブロックのフレーム] パラメーターを [表示] または [非表示] に設定して、フレームを表示するか非表示にするかを選択できます。既定の設定では、ブロック フレームは表示されます。たとえば、次の図は、AND ゲート ブロックの表示ブロック フレームと非表示ブロック フレームを示します。

アイコンの透明性-  アイコンの透明性は、アイコンの下にある項目を表示するか非表示にするかに基づいて、[不透明][不透明 (端子あり)] または [透明] に設定できます。既定のオプション [不透明] は、端子ラベルなどの情報を非表示にします。ブロック フレームは [透明] アイコンでは表示され、[不透明] アイコンでは非表示となります。

Subsystem ブロックの場合、アイコンの透明性を [不透明 (端子あり)] に設定した場合、ポートのラベルが表示されます。

    メモ:   アイコンの透明性を [透明] に設定した場合、[ブロックのフレーム] プロパティを [非表示] に設定しても Simulink® はブロックのフレームを非表示にしません。

アイコンの単位-  このオプションは、描画コマンドで使用する座標系を制御します。これは、plot および text 描画コマンドのみに適用されます。以下のいずれかを選択することができます。[オートスケール][正規化][ピクセル]

  • [オートスケール] を選択すると、ブロックのフレームに合わせてアイコンのサイズが調整されます。ブロックのサイズを変更すると、アイコンのサイズも変更されます。たとえば、次の図は、これらのベクトルを使用して描画したアイコンを示します。

    X = [0 2 3 4 9]; Y = [4 6 3 5 8];
    

    ブロックのフレームの左下隅の座標は (0,3) で、右上隅の座標は (9,8) です。x 軸の範囲は 9 (0 ~ 9) で、y 軸の範囲は 5 (3 ~ 8) です。

  • [正規化] を選択すると、左下隅の座標が (0,0) で右上隅の座標が (1,1) であるブロック フレーム内にアイコンが描画されます。0 ~ 1 の間の X 値と Y 値だけが表示されます。ブロックのサイズを変更すると、アイコンのサイズも変更されます。たとえば、次の図は、これらのベクトルを使用して描画したアイコンを示します。

    X = [.0 .2 .3 .4 .9]; Y = [.4 .6 .3 .5 .8];
    

  • [ピクセル] を選択すると、ピクセルで表現された X 値と Y 値でアイコンが描画されます。ブロックのサイズが変更されても、アイコンのサイズは自動的に変更されません。アイコンのサイズをブロックに合わせて変更するには、ブロックのサイズで描画コマンドを定義します。

アイコンの回転-  ブロックを回転または反転させるとき、アイコンを回転または反転させるか、アイコンの元の向きを維持するかを選択できます。既定の設定では、アイコンは回転しません。アイコンの回転は、ブロック端子の回転に一致します。次の図は、AND ゲート ブロックで [アイコンの回転] オプションを [固定][回転] として選択した場合の結果を示します。

端子の回転-  このオプションによって、マスクされたブロックの端子の回転タイプを指定できます。選択肢は以下になります。

  • 既定の設定

    時計回りに回転した後、端子はブロックの上下に並ぶ端子の番号が左から右の順番になるように、およびブロックの左右に並ぶ端子の番号が上から下に順番になるように並べ替えられます。

  • 物理的

    時計回りに回転した後、端子は並べ替えられずにブロックと共に回転します。

[既定の設定] 回転オプションは、一般的にブロック線図に上下と左右の向きがある制御システムおよびモデリング アプリケーションに適しています。このオプションでは、回転の後に標準の向きを維持するためにブロックを再接続する必要性を最小化することで、ブロック線図の編集が容易になります。

同様に、[物理的] 回転オプションは、ブロックが物理的なコンポーネントを表し、ラインが物理的な接続を表す電子、機械、油圧、およびその他のモデリング アプリケーションに適しています。[物理的] 回転オプションでは、表現するデバイスの動作がより厳密にモデル化されます (端子は物理デバイスの場合と同様にブロックと共に回転します)。さらに、回転してもラインが交差しないので、ブロック線図が読みやすくなります。

たとえば、次の図は、同じトランジスター回路を表す 2 つのブロック線図を示します。一方の図では、マスク ブロックは既定の回転を使用するトランジスターを示し、もう一方の図は物理的回転を使用するトランジスターを示します。

両方のブロック線図では、ブロック線図が読みにくくならないようにラインは交差しません。次の図は、時計回りに 1 回転したブロック線図を示します。

    メモ:   回転の後、既定の回転を使用したブロック線図ではラインが交差しますが、物理的回転を使用したブロック線図ではラインは交差しません。既定の回転では、ブロック線図を編集してラインの交差をなくすこともできません。詳細は、「ブロックの向きの変更」を参照してください。

プレビュー

このセクションには、ブロック マスク アイコンのプレビューが表示されます。ブロック マスクのプレビューは、マスクでアイコンの描画が行われる場合にのみ利用できます。

アイコンを描画するコマンドを追加して [適用] をクリックすると、プレビュー イメージが更新され、[アイコンと端子] ペインの [プレビュー] セクションに表示されます。

アイコンを描画するコマンド

中央のペインで利用できる [アイコンを描画するコマンド] テキスト ボックスを使用すると、ブロック アイコンを描画するコードを追加できます。マスク アイコン描画コマンドの表で示すコマンドのリストを使用して、ブロック アイコンを描画できます。

マスク アイコン描画コマンド

描画コマンド説明構文の例プレビュー
color

マスク アイコン描画コマンドの描画色を変更する

color('red'); port_label('output',1,'Text')
disp

マスク アイコン上にテキストを表示する

disp('Gain')
dpoly

マスク アイコン上に伝達関数を表示する

dpoly([0 0 1], [1 2 1], 'z')
droots

マスク アイコン上に伝達関数を表示する

droots([-1], [-2 -3], 4)
fprintf

マスク アイコン上に変数テキストを表示する

fprintf('Sum = %d', 7)
image

マスク アイコン上に RGB イメージを表示する

    メモ:   ユーザー インターフェイスからマスク アイコンを追加するには、コンテキスト メニューの [マスク][Add Mask Icon] をクリックします。

image('b747.jpg')
patch

マスク アイコン上に指定された形状のカラー パッチを描画する

patch([0 10 20 30 30 0], [10 30 20 25 10 10],[1 0 0])
plot

マスク アイコン上に一連の点を結ぶグラフを描画する

plot([10 20 30 40], [10 20 10 15])
port_label

マスク アイコンに端子ラベルを描画する

port_label('output', 1, 'xy')
text

マスク アイコンの特定の位置にテキストを表示する

    メモ:   [アイコンの単位] ボックスで [Pixels] を選択しなければなりません。

text(5,10, 'Gain')

描画コマンドは、[アイコンを描画するコマンド] テキストボックスに追加されたのと同じ順序で実行されます。描画コマンドは、マスク ワークスペースのすべての変数にアクセスします。いずれかの描画コマンドが正常に実行できない場合、ブロック アイコンに疑問符が表示されます。

.

描画コマンドは、次の場合には、ブロックが描画された後に実行されます。

  • マスク ダイアログ ボックスで変更を行い、適用するとき。

  • マスク エディターで変更を行うとき。

  • ブロックの回転のように、ブロックの外観に影響を与えるブロック線図への変更を行うとき。

[パラメーターとダイアログ] ペイン

[パラメーターとダイアログ] ペインでは、[パラメーター][表示] および [アクション] パレットのダイアログ コントロールを使用して、マスク ダイアログ ボックスを設計できます。

[パラメーターとダイアログ] ペインは、次のセクションに分かれています。

[パラメーターとダイアログ] ペイン

セクションセクションの説明サブセクションサブセクションの説明
コントロールコントロールはデータの追加や操作のために、ユーザーが対話できるマスク ダイアログ ボックス内の要素です。パラメーターパラメーターは、シミュレーションに関係するユーザー入力です。[パラメーター] パレットは、マスク ダイアログ ボックスに追加できる一連のパラメーター ダイアログ コントロールです。
表示[表示] パレットの [コントロール] では、マスク ダイアログ ボックスのダイアログ コントロールをグループ化して、テキストとイメージを表示できます。
アクション[アクション] コントロールによって、マスク ダイアログ ボックスのいくつかのアクションを実行できます。たとえば、マスク ダイアログ ボックスのハイパーリンクやボタンをクリックできます。
ダイアログ ボックスダイアログ コントロールをクリックするか、パレットから [ダイアログ ボックス] にドラッグ アンド ドロップして、マスク ダイアログ ボックスを作成できます。NANA
プロパティ エディター[プロパティ エディター] によって、[パラメーター][表示] および [アクション] コントロールのプロパティを表示して設定できます。プロパティ[名前][値][プロンプト][タイプ] など、すべてのダイアログ コントロールの基本情報を定義します。
属性マスク ダイアログ コントロールがどのように解釈されるかを定義します。属性は、パラメーターにのみ関連します。
ダイアログマスク ダイアログ ボックスで、ダイアログ コントロールがどのように表示されるかを定義します。
レイアウトマスク ダイアログ ボックスで、ダイアログ コントロールがどのように配置されるかを定義します。

コントロール

[コントロール] のセクションは、[パラメーター]、[表示] および [アクション] のサブセクションに分かれています。[コントロール] の表には、さまざまなコントロールとその説明がリストされます。

[コントロール] の表

コントロール説明

パラメーター

編集

フィールドに入力することでパラメーター値を入力できます。

チェック ボックス

論理値を受け入れます。

ポップアップ

使用可能な値のリストからパラメーター値を選択できます。

ラジオ ボタン

使用可能な値のリストからパラメーター値を選択できます。ラジオ ボタンのすべてのオプションが、マスク ダイアログに表示されます。

スライダー

最小値と最大値で定義された範囲内で値にスライドできます。スライダーの値として数字または変数名を入力することもできます。

ダイヤル

最小値と最大値で定義された範囲内で値にダイヤルを合わせることができます。ダイヤルの値として数字または変数名を入力することもできます。

スピンボックス

最小値と最大値で定義された範囲内で値をスピンできます。値のステップ サイズを指定できます。

DataTypeStr

マスク パラメーターのデータ型を指定できます。詳細については、DataTypeStr パラメーターを参照してください。

Min

パラメーターの最小値を指定します。

Max

パラメーターの最大値を指定します。[最大値] パラメーターを[最小値] パラメーターの後に追加すると、マスク ダイアログ ボックスの同じ行に表示されます。

プロモート パラメーター

ブロック パラメーターを基礎となるブロックからマスクに選択的にプロモートできます。[データ型オプション] フィールドをクリックして、[プロモート済みパラメーター セレクター] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスでは、プロモートするブロック パラメーターを選択できます。[OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。

すべてプロモート

基礎となるブロック パラメーターをすべてマスクにプロモートできます。すべてのパラメーターをプロモートする場合、プロモート操作によって、以前プロモートされたパラメーターが削除されます。

表示

パネル

ダイアログ コントロールをグループ化するコンテナー。ダイアログ コントロールの論理グループ化に [パネル] を使用します。

グループ ボックス

マスク ダイアログ ボックス内のその他のダイアログ コントロールおよびコンテナーをグループ化するコンテナー。

タブ

マスク ダイアログ ボックス内のダイアログ コントロールをグループ化するタブ。タブはタブ コンテナー内に含まれます。タブ コンテナーには、複数のタブを指定できます。

折りたたみ可能なパネル

[パネル] と同様のダイアログ コントロールをグループ化するコンテナー。[折りたたみ可能なパネル] ダイアログ コントロールを展開するか折りたたむかを選択できます。

詳細については、ダイアログ レイアウトのオプションを参照してください。

テキスト

マスク ダイアログ ボックスに表示されるテキスト。

イメージ

マスク ダイアログ ボックスに表示されるイメージ。

アクション

ハイパーリンク

マスク ダイアログ ボックスに表示されるハイパーリンク テキスト。

ボタン

マスク ダイアログ ボックスのボタン コントロール。特定のアクションに対して、ボタンをプログラムできます。

ダイアログ ボックス

ダイアログ コントロールを [コントロール] セクションから [ダイアログ ボックス] にドラッグすることで、ダイアログ コントロールの階層構造を構築できます。[コントロール] セクションのパレットをクリックして、必要なコントロールを [ダイアログ ボックス] に追加することもできます。[ダイアログ ボックス] に、最大で 32 レベルの階層構造を追加することができます。

[ダイアログ ボックス] には、次の 3 つのフィールドが表示されます。[タイプ][プロンプト] および [名前] です。

  • [タイプ] フィールドにはダイアログ コントロールのタイプが表示され、編集できません。また、パラメーター ダイアログ コントロールの連続番号も表示されます。

  • [プロンプト] フィールドには、ダイアログ コントロールのプロンプト テキストが表示されます。

  • [名前] フィールドには、データが自動的に設定されダイアログ コントロールを一意に識別します。[名前] フィールドで、さまざまな値 (有効な MATLAB 名) を選択して追加できます。

[ダイアログ ボックス][パラメーター] コントロールは薄い青の背景で表示され、[表示] コントロールおよび [アクション] コントロールは白の背景で表示されます。

階層内でダイアログ コントロールを移動させたり、ダイアログ コントロールのコピーと貼り付けを行ったり、ノードを削除したりすることもできます。詳細については、ダイアログ コントロールの操作を参照してください。

プロパティ エディター

[プロパティ エディター] によって、[パラメーター][表示] および [アクション] ダイアログ コントロールのプロパティを表示して設定できます。[パラメーター][プロパティ エディター] を以下に示します。

[パラメーター][アクション] および [表示] ダイアログ コントロールに対して、以下のプロパティを設定できます。詳細については、プロパティ エディターの表を参照してください。

プロパティ エディター

プロパティ説明
プロパティ

名前

マスク ダイアログ ボックスのダイアログ コントロールを一意に識別します。[名前] プロパティは、すべてのダイアログ コントロールで設定しなければなりません。

[パラメーター] ダイアログ コントロールの値。[値] プロパティは、[パラメーター] ダイアログ コントロールにのみ適用されます。

プロンプト

マスク ダイアログ ボックスのパラメーターを識別するラベル テキスト。[プロンプト] プロパティは、[パネル] および [イメージ] ダイアログ コントロールを除くすべてのダイアログ コントロールに適用されます。

タイプ

ダイアログ コントロールのタイプ[パラメーター] ダイアログ コントロールのみ、[タイプ] フィールドを変更できます。

展開

折りたたみ可能なパネルのダイアログ コントロールが既定で展開されているか折りたたまれているかを指定できます。

データ型オプション

[データ型オプション] プロパティでは、特定の [パラメーター] プロパティを設定できます。[データ型オプション] プロパティは、[ポップアップ][ラジオ ボタン][DataTypeStr] および [プロモート済み] パラメーターに適用されます。

ファイル パス

[イメージ] ダイアログ コントロールを使用してマスクにイメージを追加できます。[ボタン] ダイアログ コントロールにイメージを表示することもできます。いずれの場合も、それら 2 つのダイアログ コントロールに有効化されている [ファイル パス] プロパティにイメージへのパスを指定します。[ボタン] ダイアログ コントロールの場合は、イメージが表示されるようにするため、[プロンプト] プロパティには空の文字列を指定します。

右端での折り返し

[右端での折り返し] プロパティでは、長いテキストの右端での折り返しが可能です。[右端での折り返し] プロパティは、[テキスト] ダイアログ コントロールにのみ適用されます。

最小値と最大値

[最大値][最小値] プロパティでは、[スピンボックス][スライダー] および [ダイヤル] などのコントロールの範囲を指定できます。

ステップ サイズ

値のステップ サイズを指定できます。このプロパティは、[スピンボックス] ダイアログ コントロールに対してのみ適用されます。

属性

評価

Simulink では、マスク ダイアログ ボックスで入力したマスク パラメーターの値を使用します。または、指定したものを評価し、評価の結果として使用することができます。[評価] オプションをオンにすると、パラメーター評価が指定されます (既定の設定)。このオプションをオフにすると、評価は行われません。

調整可能

既定では、シミュレーション中にマスク パラメーターの値を変更できます。シミュレーション中のパラメーター値の変更を禁止するには、[調整可能] オプションをオフにします。マスク パラメーターがパラメーターの調整をサポートしない場合、Simulink では、マスク パラメーターの [調整可能] オプション設定は無視されます。このようなパラメーターは、マスク エディターでは無効になります。[調整可能] が無効であるパラメーターのタイプを指定できます。パラメーターの調整およびそれをサポートするブロックの詳細は、「ブロック パラメーター値の調整と試行」を参照してください。

読み取り専用

パラメーターを変更できないことを示します。

非表示

マスク ダイアログ ボックスでパラメーターを表示してはならないことを示します。

保存しない

パラメーターの値をモデル ファイルに保存できないことを示します。

ダイアログ ボックス

Enable

既定では、[有効] が選択されています。このオプションをオフにすると、選択されたコントロールが編集できなくなります。マスク ブロックのユーザーがパラメーター値を設定できなくなります。

表示

選択されたコントロールがマスク ダイアログ ボックスに表示されるのは、このオプションがオンになっている場合のみです。

コールバック

選択したコントロールにユーザーが変更を適用するときに、Simulink で実行される MATLAB コード。Simulink はベース ワークスペースを使用してコールバック コードを実行します。

レイアウト

項目の場所

現在の行または新しい行のいずれかに、ダイアログ コントロールを表示する場所を設定できます。

プロンプトの場所

ダイアログ コントロールの上または左のいずれかに、ダイアログ コントロールのプロンプトの場所を設定できます。

[プロンプトの場所] プロパティを [チェック ボックス][ダイヤル][DataTypeStr][折りたたみ可能なパネル] および [ラジオ ボタン] に設定することはできません。

方向

スライダーおよびラジオ ボタンに水平または垂直の方向を指定できます。

水平方向に広げる

このオプションを選択した場合、マスク ダイアログ ボックスをリサイズするとマスク ダイアログ ボックス上のコントロールが水平に広がります。既定では、[水平方向に広げる] チェック ボックスがオンになっています。

詳細については、[水平方向に広げる] プロパティを参照してください。

[初期化] ペイン

[初期化] ペインでは、マスク ブロックを初期化する MATLAB コマンドを追加できます。

モデルを開くと、Simulink は、そのモデルの最上位または開いているサブシステムに存在している可視状態のマスク ブロックを見つけます。Simulink は、これらの可視状態のマスク ブロックに対してのみ、以下のいずれかの条件が満たされた上で初期化コマンドを実行します。

  • マスク設定されたブロックに、アイコン描画コマンドがある。

      メモ:   Simulink は、マスク ブロックに初期化コマンドがあっても、アイコン描画コマンドがないと初期化しません。

  • マスク ブロックがライブラリに属しており、[ライブラリ ブロックが内容を変更することを許可] が有効になっている。

モデル内のすべてのマスク ブロック用の初期化コマンドは、以下の場合に実行されます。

  • ブロック線図を更新するとき

  • シミュレーションを開始するとき

  • コード生成を開始するとき

  • ダイアログ ボックスで [適用] をクリックするとき

個別のマスク ブロックの初期化コマンドは、以下の場合に実行されます。

  • マスク エディターまたは set_param コマンドを使用して、MaskDisplayMaskInitialization などマスクを定義するマスク パラメーターのいずれかを変更するとき。

  • アイコンが初期化コマンドに依存する場合に、マスク ブロックを回転または反転させるとき。

  • アイコンを描画または再描画する際に、そのアイコン描画が初期化コードに依存するとき。

  • ブロックのダイアログ ボックスまたは set_param コマンドを使用してマスク パラメーターの値を変更するとき。

  • 同じモデル内または異なるモデル間でマスク ブロックをコピーするとき。

この節では、[初期化] ペインのコントロールについて説明します。

ダイアログ変数

[ダイアログ変数] リストには、[パラメーターとダイアログ] ペインで定義されている、ダイアログ コントロールと関連するマスク パラメーターの名前が表示されます。また、このリストを使用してマスク パラメーターの名前を変更することもできます。名前を変更するには、リスト内の名前をダブルクリックします。編集フィールドが表示され、既存の名前が表示されます。変更内容を確定するには既存の名前を編集して Enter キーを押すか、編集フィールドの外側をクリックします。

初期化コマンド

このフィールドには初期化コマンドを入力します。MATLAB 関数およびスクリプト、演算子、およびマスク ワークスペースで定義済みの変数で構成された任意で有効な MATLAB 式を入力できます。初期化コマンドは、ベース ワークスペースではなくマスク ワークスペースで実行します。

ライブラリ ブロックが内容を変更することを許可

このチェック ボックスが有効になるのは、マスク サブシステムがライブラリ内にある場合だけです。このオプションをオンにすると、ブロックの追加や削除またはこれらのブロックでのパラメーターの設定など、マスク サブシステムの内容をブロックの初期化コードで変更できるようになります。オフの場合は、マスク ライブラリ ブロックが何らかの形で内容を変更しようとするとエラーが発生します。

初期化コマンドの規則

マスクの初期化コマンドには、以下の規則が適用されます。

  • 初期化コードは、加えられた変更やコントロールの設定によって外観や別のコントロールの設定が変化するマスク ダイアログの作成には使用しないでください。代わりに、この目的のために特別に提供されているマスク コールバックを使用してください。

  • 初期化コマンドの変数名の前に MaskParam_L_MaskParam_M_ を付けないでください。これらの接頭辞は、内部変数名での使用のために予約されています。

  • set_param は、初期化されるマスク サブシステムに常駐するマスク サブシステムに存在するブロックのパラメーターの設定には使用しないでください。詳細は、「入れ子のマスク ブロック パラメーターの設定」を参照してください。

[ドキュメンテーション] ペイン

[ドキュメンテーション] ペインでは、マスク ブロックのタイプ、説明、およびヘルプ テキストを定義または変更できます。

タイプ

マスク タイプ は、ブロックのマスク ダイアログ ボックスと、マスク エディターのすべてのペインに表示されるブロックの分類です。Simulink にマスク ダイアログ ボックスが表示される場合、マスク タイプの後ろに (mask) が追加されます。マスク タイプを定義するには、[タイプ] フィールドに入力します。テキストには、有効な MATLAB 文字を使用できますが、改行を含めることはできません。

説明

マスクの説明はブロックの目的または機能を説明する概要ヘルプ テキストです。既定では、[マスク] ダイアログ ボックスのマスク タイプの下にマスクの説明が表示されます。マスクの説明を定義するには、[説明] フィールドに入力します。テキストには有効な MATLAB 文字を含めることができます。長い行は Simulink によって自動的に改行されます。Enter キーを押して改行を挿入できます。

ヘルプ

マスク ブロックのオンライン ヘルプは、[タイプ] フィールドと [説明] フィールドで提供される情報の追加情報を提供します。この情報は、マスク ダイアログ ボックスの [ヘルプ] ボタンがクリックされたときに個別のウィンドウに表示されます。マスクのヘルプを定義するには、次のいずれかを [ヘルプ] フィールドに入力します。

  • URL 仕様

  • web コマンドまたは eval コマンド

  • リテラル テキストまたは HTML テキスト

URL の指定-  [マスクのヘルプ] フィールドの最初の行が URL である場合、Simulink は、この URL を既定の Web ブラウザーに渡します。URL は、http:www:file:ftp:、または mailto: から始まります。次に例を示します。

http://www.mathworks.com
file:///c:/mydir/helpdoc.html

ブラウザーがアクティブになると、MATLAB と Simulink は、そのアクションに対して制御をもたなくなります。

web コマンドの指定-  [マスクのヘルプ] フィールドの最初の行が web コマンドである場合、Simulink はコマンドを MATLAB に渡し、指定されたファイルが MATLAB オンライン ヘルプ ブラウザーに表示されます。次に例を示します。

web([docroot '/MyBlockDoc/' get_param(gcb,'MaskType') '.html'])

詳細は、MATLAB web コマンドのドキュメンテーションを参照してください。マスクのヘルプに使用する web コマンドは値を返すことができません。

eval コマンドの指定-  [マスクのヘルプ] フィールドの最初の行が eval コマンドである場合、Simulink はコマンドを MATLAB に渡し、指定した評価が実行されます。次に例を示します。

eval('!Word My_Spec.doc')

詳細は、MATLAB eval コマンドのドキュメンテーションを参照してください。マスクのヘルプに使用する eval コマンドは値を返すことができません。

リテラル テキストまたは HTML テキストの指定-  [マスクのヘルプ] フィールドの最初の行が URL、web コマンドまたは eval コマンドでない場合、Simulink では、[マスク タイプ] フィールドの値である見出しで MATLAB オンライン ヘルプ ブラウザーにテキストが表示されます。テキストには、有効な MATLAB 文字、改行、および標準の HTML タグ (イメージを表示する img タグなどを含む) を含めることができます。

Simulink は、最初にテキストを一時フォルダーにコピーし、次に web コマンドを使用してテキストを表示します。テキストにイメージを表示する場合、イメージ ファイルへの URL パスを指定するか、一時フォルダーにイメージ ファイルを配置できます。Simulink がシステムで使用する一時フォルダーを検索するには、tempdir を使用します。

追加オプション

マスク エディターに以下のボタンが表示されます。

  • [プレビュー] ボタンをクリックすると、変更が適用され、マスク ダイアログ ボックスが開きます。

  • [OK] ボタンをクリックすると、マスク設定が適用され、マスク エディターが閉じます。

  • [キャンセル] ボタンをクリックすると、マスクに加えられた変更を適用せずにマスク エディターが閉じます。

  • [ヘルプ] ボタンをクリックすると、マスク エディターについてのオンライン情報が表示されます。

  • [適用] ボタンをクリックすると、マスク設定が適用され、マスク エディターが開いたままになります。

  • [マスクの解除] ボタンをクリックすると、マスクが削除され、マスク エディターが閉じます。マスクを再度作成するには、ブロックを選択して [マスク][マスクの作成] を選択します。

詳細

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