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xcpChannel

XCPチャネルを作成する

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構文

xcpch = xcpChannel(a2lFile,CANProtocol,vendor,deviceID)
xcpch = xcpChannel(a2lFile,CANProtocol,vendor,deviceID,deviceChannelIndex)
xcpch = xcpChannel(a2lFile,"TCP",IPAddr,portNmbr)
xcpch = xcpChannel(a2lFile,"UDP",IPAddr,portNmbr)
xcpch = xcpChannel(a2lFile,"TCP")
xcpch = xcpChannel(a2lFile,"UDP")

説明

xcpch = xcpChannel(a2lFile,CANProtocol,vendor,deviceID) は、"CAN" または "CAN FD" の指定された CANProtocol を使用して、指定されたベンダーとデバイスを介して CAN バスに接続されたチャネルを作成します。XCP チャネルは CAN バスを介してサーバー モジュールにアクセスし、添付された A2L ファイルを解析します。

ベンダー "PEAK-System" または "NI" にはこの構文を使用します。NI™ CAN デバイスの場合、deviceID 引数には、NI Measurement & Automation Explorer でチャネルに定義されたインタフェース番号を含める必要があります。

メモ: XCP over CAN FD は PEAK-System デバイスではサポートされていません。

例

xcpch = xcpChannel(a2lFile,CANProtocol,vendor,deviceID,deviceChannelIndex) はベンダー "Vector"、"Kvaser"、または "MathWorks" 用のチャネルを作成します。チャネルに数値 deviceChannelIndex を指定します。

例

xcpch = xcpChannel(a2lFile,"TCP",IPAddr,portNmbr) または xcpch = xcpChannel(a2lFile,"UDP",IPAddr,portNmbr) は、指定された IP アドレスとポートで TCP または UDP を使用してイーサネット経由で接続された XCP チャネルを作成します。

UDP または TCP 経由の XCP 通信では、汎用イーサネット アダプタが想定されます。特定のベンダーのデバイスのイーサネット接続ではサポートされません。

xcpch = xcpChannel(a2lFile,"TCP") と xcpch = xcpChannel(a2lFile,"UDP") は、A2L ファイルで定義された IP アドレスとポート番号を使用します。

例

例

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Vector CAN モジュールの仮想チャネルを使用して XCP チャネルを作成します。

A2L ファイルをセッションにリンクします。

a2l = xcpA2L("XCPSIM.a2l");

XCP チャネルを作成します。

xcpch = xcpChannel(a2l,"CAN","Vector","Virtual 1",1)
xcpch = 

  Channel with properties:

              ServerName: 'CPP'
             A2LFileName: 'XCPSIM.a2l'
          TransportLayer: 'CAN'
    TransportLayerDevice: [1x1 struct]
              SeedKeyDLL: []
             ConnectMode: 'normal'

イーサネット経由の TCP 通信用の XCP チャネルを作成します。

A2L ファイルをセッションにリンクします。

a2l = xcpA2L("XCPSIM.a2l");

XCP チャネルを作成します。

xcpch = xcpChannel(a2l,"TCP","10.255.255.255",80)
xcpch = 

   Channel with properties:

              ServerName: 'CPP'
             A2LFileName: 'XCPSIM.a2l'
          TransportLayer: 'TCP'
    TransportLayerDevice: [1×1 struct]
              SeedKeyDLL: []
             ConnectMode: 'normal'

入力引数

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この接続で使用される、xcp.A2L オブジェクトとして指定された A2L ファイル。xcpA2L を使用して xcp.A2L ファイル オブジェクトを作成できます。

CAN プロトコル モード。"CAN" または "CAN FD" として指定されます。

例: "CAN"

データ型: char | string

文字ベクトルまたは文字列として指定されたデバイス ベンダー名。

例: "Vector"

データ型: char | string

接続先のインターフェース上のデバイス。文字ベクトルまたは文字列として指定されます。

NI CAN デバイスの場合、これには NI Measurement & Automation Explorer で定義されたデバイス チャネルのインターフェイス番号を含める必要があります。

例: "Virtual 1"

データ型: char | string

デバイス上のチャネルのインデックス。数値として指定されます。

例: 1

デバイスのIPアドレス（文字ベクトルまたは文字列として指定）

例: "10.255.255.255"

データ型: char | string

デバイス接続用のポート番号。数値として指定します。

例: 80

出力引数

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XCP チャネル。xcp.Channel のプロパティ を含む xcp.Channel オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2013a で導入

参考

関数

プロパティ