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mdfCreate

メタデータを含むMDFファイルを作成する

R2022a 以降

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    構文

    mdfCreate(mdfFileName)
    mdfCreate(mdfFileName,FileInfo=mdfInfoObj)
    newMDFFile = mdfCreate(___)

    説明

    mdfCreate(mdfFileName) は、デフォルトのファイル メタデータを使用して、mdfFileName によって指定された場所に MDF ファイルを作成します。ファイル名には、拡張子 .dat、.mdf、または .mf4 を含める必要があります。mdfFileName には、リモート サーバー上のファイルの絶対パスまたは完全パス、あるいは URL を指定できます。

    例

    mdfCreate(mdfFileName,FileInfo=mdfInfoObj) は、ファイル作成時に構成する指定されたメタデータを使用して MDF ファイルを作成します。オブジェクト mdfInfoObj は mdfInfo 関数によって返される形式である必要があります。この形式を使用してオブジェクトを作成し、必要に応じて変更できます。mdfInfoObj.Version プロパティでサポートされている値は、"3.00"、"3.10"、"3.20"、"3.30"、"4.00"、"4.10"、および "4.20" です。

    newMDFFile = mdfCreate(___) は MDF ファイルを作成し、その完全なパス名を文字列として変数 newMDFFile に返します。返される完全パスは、部分パスまたは相対パスを指定してファイルを作成するときに役立ちます。

    例

    例

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    新しい MDF ファイルを作成し、そのメタデータを表示します。

    mdfCreate("MDF_25Dec.mf4")
    ans = 

    "C:\data\mdf\MDF_25Dec.mf4"
    mdfInfo("MDF_25Dec.mf4")
    ans = 

  MDFInfo with properties:

   File Details
                  Name: "MDF_25Dec.mf4"
                  Path: "C:\data\mdf\MDF_25Dec.mf4"
                Author: ""
            Department: ""
               Project: ""
               Subject: ""
               Comment: ""
               Version: "4.20"
      InitialTimestamp: 2022-10-20 18:39:41.000000000

   Creator Details
     ProgramIdentifier: "MATLAB"
     CreatorVendorName: "The MathWorks, Inc."
       CreatorToolName: "MATLAB"
    CreatorToolVersion: "9.14.0.2081372 (R2023a)"
       CreatorUserName: ""
        CreatorComment: ""

   File Contents
            Attachment: [0×8 table]
     ChannelGroupCount: 0

    変更されたメタデータを含む新しい MDF ファイルを作成します。

    デフォルトの情報オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定して、新しい MDF ファイルを作成します。

    minfo = mdfInfo;
minfo.Comment = "25-Dec Shift B.";
minfo.Version = "4.10";
%   ⋮
% Modify other properites as needed.
%   ⋮
mdfCreate("MyMDFfile.mf4",FileInfo=minfo);

    既存のファイルから取得したメタデータを使用して新しい MDF ファイルを作成します。

    minfo = mdfInfo("MyMDFfile1.mf4");  % Existing MDF file.
info.Version = "4.10";
createdFilePath = mdfCreate("MyMDFfile2.mf4", FileInfo=info) % New file, with matadata from existing file.

    入力引数

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    作成する MDF ファイル名。文字列または文字ベクトルとして指定します。ファイル名は相対パスまたは絶対パスにすることができます。名前には拡張子 .dat、.mdf、または .mf4 を含める必要があります。

    アクセスする場所に応じて、mdfFileName は次のいずれかの形式になります。

    位置

    形式

    現在のフォルダまたはMATLAB®パス

    現在のフォルダーまたは MATLAB パス内のファイルにアクセスするには、ファイル拡張子を含むファイル名を filename で指定します。

    例: "myMdfFile.mf4"

    その他のフォルダー

    現在のフォルダー以外のフォルダー内のファイルにアクセスするには、filename で完全パス名または相対パス名を指定します。

    例: "C:\myFolder\myMdfFile.mf4"

    例: "\dataDir\myMdfFile.mf4"

    リモートの場所

    リモート ロケーションのファイルにアクセスするには、filename に、次の形式の Uniform Resource Locator (URL) として指定されたファイルの完全なパスが含まれている必要があります。

    scheme://path_to_file/myMdfFile.mf4

    リモートの場所に基づいて、scheme には次の表の値のいずれかを指定できます。

    リモートの場所scheme
    Amazon S3™s3
    Windows Azure® Blob Storagewasb, wasbs
    HDFS™hdfs

    詳細については、リモート データの操作を参照してください。

    例: "s3://bucketname/path_to_file/myMdfFile.mf4"

    例: "MDF_25Dec.mf4"

    データ型: char | string

    出力引数

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    新しく作成された MDF ファイルの完全パス名が文字列として返されます。

    制限

    • mdfCreate はカスタム ファイル メタデータ フィールドの追加をサポートしていません。

    バージョン履歴

    R2022a で導入

    すべて展開する

    参考

    関数